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J-GLOBAL ID：201302290383086020   整理番号：13A0550683

野生型と組替体のヒト補体受容体2の補体C3d成分との複合の分子動力学シミュレーション

Molecular dynamics simulations of wild type and mutants of human complement receptor 2 complexed with C3d

著者 (4件)： WAN Hua (South China Agricultural Univ., Guangzhou, CHN) ,  HU Jian-ping (Leshan Normal Univ., Leshan, CHN) ,  TIAN Xu-hong (South China Agricultural Univ., Guangzhou, CHN) ,  CHANG Shan (South China Agricultural Univ., Guangzhou, CHN)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 15  号： 4  ページ： 1241-1251  発行年： 2013年01月28日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 免疫作用で重要なヒト補体受容体CR2の抗原補体C3d成分との相互作用を詳しく知る必要がある。CR2野生種と3種類の組替体との複合体形成過程を分子動力学でシミュレーションした。組替による構造安定性低下は実験と合致し,界面の水素結合様式の相違が原因である。C3dの酸性のポケット内での2種類の残基クラスタ間相互作用が複合に重要であることは既報の突然変異誘起の結果と合う。ドメイン交差マップ,主成分分析,自由エネルギー景観によりCR2の機能の動力学と配座転移を調べた。配座転移は主にCR2のV字型構造が開くことであり,既報のドメイン間融通性と符合する。V字開放はCR2:C3dの結合の安定化に有利と考える。

シソーラス用語： *補体受容体 ,  *補体 ,  組換タンパク質 ,  *複合体 ,  過程 ,  *計算機シミュレーション ,  安定性 ,  水素結合 ,  クラスタ分子 ,  アミノ酸残基 ,  結合部位 ,  *相互作用 ,  主成分分析 ,  景観 ,  配座転移 ,  安定化
準シソーラス用語： エネルギー景観 ,  *ドメイン間相互作用 ,  陥凹 ,  形成過程 ,  分子クラスタ ,  *分子動力学シミュレーション ,  *補体3d成分

分類 (2件)： 抗原・抗体・補体一般  (ED04010A) ,  分子間相互作用  (BH07020P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 野生型 ,  組替体 ,  ヒト ,  補体受容体 ,  補体 ,  C3d ,  分子動力学シミュレーション