文献

J-GLOBAL ID：201302290426325236   整理番号：13A1292196

岩木山の雪形「クロウサギ」とその消長について

著者 (1件)： 小関英明 (東北職業能力開発大学校附属秋田職業能力開発短期大学校)
資料名： 東北職業能力開発大学校附属秋田職業能力開発短期大学校紀要  (Bulletin of Akita Polytechnic College)
号： 18  ページ： 6-8  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： L3137A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 青森県津軽地方にある岩木山は,弘前市方面より眺めるとき,春から初夏にかけて特徴ある雪形が多く見られる。そして,それは古来より津軽地方の農作業の目安とされて来た。特定の雪形を長期間観測することは,その地方の夏期の水資源の予測や気候の予測,気候変化の監視等に役立つと考えられる。今回筆者は,岩木山のネガ型雪形である「クロウサギ」に注目し,長期にわたる観察を行った。その消長と津軽地方の気候と比較し,春期の平均気温および生物気候指標であるソメイヨシノの開花日と雪形の見え初め日との間で非常に良い相関を得られたのでこれを報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： 斜面 ,  山岳地 ,  気象観測 ,  *積雪 ,  山岳 ,  形態 ,  気候 ,  青森県
準シソーラス用語： 開花日 ,  岩木山 ,  山岳地斜面 ,  積雪観測 ,  雪形

分類 (1件)： 気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (2件)： 岩木山 ,  雪