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J-GLOBAL ID:201302290478277485   整理番号:13A1027060

放牧乳牛の搾乳効率は搾乳前刺激を適用せずに自動クラスターリムーバーの閾値を高めることによって改善することができる

Milking efficiency for grazing dairy cows can be improved by increasing automatic cluster remover thresholds without applying premilking stimulation
著者 (4件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 3766-3773  発行年: 2013年06月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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合理化された搾乳前刺激ルーチン作業は,乳牛のクラスター装着時間を短縮する点で効果的であるという仮説を立てたが,自動クラスターリムーバー(ACR)の閾値を0.4kg/分以上に上昇させた場合,産乳量または乳質を維持することは求められない。このことを,ニュージーランドの96頭の異年齢の泌乳ピーク中のフリーシアン-ジャージー交雑乳牛を用いて,11週間にわたる3つの搾乳前処置および4つのACRの閾値の影響を調べることによって検証した。3つの搾乳前処置を選んだ:ただちにクラスターを取り付ける(対照),ただちにクラスターを取り付け,30秒間の機械的刺激を適用する(Stim),および,各分房で前搾りを2回実施し,クラスターを取り付ける(Strip)。4つのACR搾乳速度閾値を課した:0.2kg/分(ACR2),0.4kg/分(ACR4),0.6kg/分(ACR6),および0.8kg/分(ACR8)。測定値には,個々の乳牛の乳量,クラスター装着時間,平均搾乳速度,最大搾乳速度,平均搾乳速度までの時間,最大搾乳速度から搾乳終了までの時間,および各搾乳セッションの間の所定間隔での搾乳速度と累積乳量を含んだ。毎週採集した複合乳サンプルで乳組成および体細胞数(SCC)を測定した。搾乳後のストリップ収率を各処置期間の終了時に測定した。Strip処置を受けた乳牛は,対照処置の乳牛と比べて,3~4%クラスター装着時間が短かったが,Stim処置を受けた乳牛は対照の乳牛と違わなかった。産乳量,SCC,および搾乳後ストリップ収率は,3つの搾乳前処置間で差がなかった。ACR8乳牛のクラスター装着時間はACR2乳牛のそれと比べて18~26%短かったが,ACR閾値が上昇するにつれてストリップ収率が高くなるにもかかわらず,SCCおよび産乳の変数は4つの搾乳終わりの処置間で差がなかった。ACR閾値の上昇は,搾乳オペレータの仕事の手順の時間を迅速化できる状況において,搾乳効率(1オペレータ当たり1時間あたり搾乳牛頭数)を改善するための効果的な戦略である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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獣医学一般  ,  牛  ,  飼育管理機械・施設  ,  原乳の品質と処理 
タイトルに関連する用語 (5件):
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