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J-GLOBAL ID:201302290482417828   整理番号:13A0665046

食品素材のナノスケール加工基盤技術の開発と生体影響評価 第4章 食品素材の品質安定性の解明 1 ナノ構造化食品の保存と品質特性

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資料名:
号: 495  ページ: 119-125  発行年: 2013年03月15日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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(ア)各種米微粉砕物の脂肪酸度を指標にした脂質酸化及び貯蔵安定性の解析:各種米微粉砕物の貯蔵安定性の解析のため,温度40°C,湿度40%の条件での加速貯蔵試験,室温条件,-85°C超低温貯蔵試験を行った。米粉の貯蔵性の解析結果から,玄米微粉砕物(平均粒径105μm,51.6μm,7.7μm)では,米粉の水分が貯蔵安定性の簡易な指標である速度定数に影響すること,精米微粉砕物(92.3μm,53.4μm,5.3μm)では,米粉の平均粒子径が速度定数に影響することが明らかになった。特に,精米微粉砕物の貯蔵性へのサイズ依存性が顕著であることが分かった。精米粉では粒子サイズが反応速度定数に及ぼす影響が確認されるものの,平均粒径数μmの米粉まで粒子をサイズ低下させても,際立って脂質酸化に係わる反応速度が高くなることは無いと予想される。(イ)米微粉末素材のサブミクロン化の検討:米微粉砕物のサブミクロン化を進めるため,米微粉砕物(臼式製粉粉,ハンマーミル粉,ジェットミル粉)を精密乾式空気分級機に供給して,それぞれの米微粉砕物から粗粉,細粉,微粉を得た。同調製方法では,米微粉砕物3種,分級微粉末9種,合計12種類の試料の調製を行った。ジェットミル分級米微粉末のメディアン粒径は,3.31μm,サブミクロン以下の累積体積頻度分布が20%であることを示した。粉砕と空気分級を組み合わせることによって,米粉サイズとともにタンパク質含量の制御が行えることを示す事例であると考えられる。酸とエタノール処理による米でんぶんのサブミクロン化を行い,解析を進めた。酸-エタノール処理の反応モデルに基づいて,酸-エタノール処理米でんぶんでは,粉末米でんぶんの溶解度が最大70%と高い値が示されることの考察を行った。米でんぶんの簡易的なエタノール処理方法により,米でんぶんに損傷を与えることなく,一次粒子のサイズ付近まで,平均粒子径(5.5μm)を低下させることができた。(ウ)米微粉砕物の微細構造と微細化に伴う表面色変化:玄米のクラリオ微粉砕を行い,玄米微粉砕物を調製した。SEMによる形態観察,粒度分布の測定,色彩色差計によるバルク米粉の表面色(L*値,a*値,b*値,白度)を測定した。...(著者抄録)
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分類 (1件):
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製粉 
引用文献 (4件):

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