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J-GLOBAL ID:201302290596057660   整理番号:13A0961641

担体および炭素源として生分解性ポリマーPCLを使用した脱窒素性能とバイオフィルム特性

Denitrification performance and biofilm characteristics using biodegradable polymers PCL as carriers and carbon source
著者 (3件):
資料名:
巻: 91  号:ページ: 1310-1316  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究において,バイオポリマー・ポリカプロラクトン(PCL)を充填した固定床バイオリアクターを開発して脱窒素により地下水から硝酸塩を除去した。PCLは炭素源およびバイオフィルム担体として役に立った。561日間の長期運転中に,脱窒素における反応器性能,生分解性担体に付着したバイオフィルムの特性,ならびに固体炭素源の加水分解および利用を研究した。24 °Cを越える温度で,排出水中の平均硝酸塩濃度は3.7 mg N L-1以下で,TNの95%以上が3~6時間の水力学的滞留時間で除去された。亜硝酸塩およびアンモニウムは低濃度で残留した(それぞれ0.32および0.78 mg N L-1未満)。消費されたPCL量の計算値は1.6~3.7 g PCL g-1 NO3-Nの範囲であった。使用したPCLのFT-IRスペクトルにより,加水分解による鎖の切断を示した。バイオフィルムのピロシークエンス分析により,コマモナス科(Comamonadaceae)に属するDiaphorobacter属がほとんどのシークエンスを占めることを示した。Hydrogenophaga属,無培養性のRhodocyclaceae属,およびデスルホビブリオ属(Desulfovibrio)の細菌がPCLバイオフィルムにおいてかなり豊富であった。微小電極データはバイオフィルムが平均厚み約800 μmで,バイオフィルムの300~500 μm領域で最大400 μmol cm-3 h-1の強い脱窒素活性を生じていることを示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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用水の生物学的処理 

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