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J-GLOBAL ID:201302290601796239   整理番号:13A0799700

フラボンシンターゼの内因性転写後遺伝子サイレンシングは黒色ダリア品種におけるアントシアニンの高蓄積につながる

Endogenous post-transcriptional gene silencing of flavone synthase resulting in high accumulation of anthocyanins in black dahlia cultivars
著者 (5件):
資料名:
巻: 237  号:ページ: 1325-1335  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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花の黒色は花卉栽培産業において非常に魅力的な特性であるが,根本的なメカニズムは広くは知られていない。黒色品種におけるアントシアニンの高蓄積の基礎を調べるためと,総アントシアニンの高蓄積のみが黒色表現を導くかを調べるために,本研究を行った。筆者らのアプローチは色素および分子解析を用いて,黒色ダリア(Dahlia variabilis)品種を紫色品種および黒色品種の紫花突然変異体と比較することであった。黒色品種は低明度,シアニジンの花弁への高蓄積,フラボン以外の総アントシアニンおよびフラボンシンターゼ(DvFNS)発現の顕著な抑制を特徴的に示した。黒色品種と紫色品種を用いた比較研究において,フラボンの存在も総アントシアニンの高蓄積も黒色発現にそれだけでは十分でないが,花弁のシアニジン含量が表現型において重要な要因であることが明らかになった。黒色品種「黒鳥」とその紫突然変異体を比較した研究によって,DvFNSの抑制がアントシアニンとフラボン合成間の競争を消滅させ,黒色外観を生じるシアニジンと総アントシアニジンの蓄積を導くことが明らかになった。驚くべきことに,低分子RNAマッピングによって決定されたように,黒色品種ではDvFNSの抑制が転写後の方法で生じた。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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花き・花木  ,  遺伝子発現  ,  酵素生理 

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