抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
医療分野でのX線撮影はほとんどデジタル化された状況にあるが,工業分野では,世界的に見ても,デジタルラジオグラフィ(DR)は,まだ,主流ではない。国内では,5,6年ほど前からDR関連の規格作成を目的とした調査及び試験・研究が進められている。本文ではISO規格及びASTM規格を中心としたDR関連規格の現状を紹介すると共に,溶接継手の試験・検査に適用する場合のISO規格に関して,DR法による放射線透過試験における対象規格の適用の例を紹介した。なお,ISO 14096に関連するフィルムデジタイジングに関しては,日本溶接協会の「非破壊試験技術実用化試験研究委員会において,規格におけるデータの一部の妥当性を実験によって確認しており,また,コンピューテッドラジオグラフィによる放射線透過試験方法(CR)による溶接部の放射線透過試験方法の撮影技術に関する規格ISO 17636-2についても,同様に,集合実験を行って検証を進めている。