文献

J-GLOBAL ID：201302290684909749   整理番号：13A1449277

対称解析による低エネルギー電子-フォノン有効作用

Low-energy electron-phonon effective action from symmetry analysis

著者 (6件)： CABRA D.C. (Universidad Nacional de la Plata, La Plata, ARG) ,  GRANDI N.E. (Universidad Nacional de la Plata, La Plata, ARG) ,  GRANDI N.E. (Abdus Salam International Centre for Theoretical Physics(ICTP), Trieste, ITA) ,  SILVA G.A. (Universidad Nacional de la Plata, La Plata, ARG) ,  SILVA G.A. (Abdus Salam International Centre for Theoretical Physics(ICTP), Trieste, ITA) ,  STURLA M.B. (Instituto de Ciencia de Materiales de Madrid(CSIC), Madrid, ESP)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 88  号： 4  ページ： 045126.1-045126.16  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この論文では,筆者らは格子対称性の根底にある離散性に関する特有な情報を保持するのに必要な仮定のもとで,包括的な格子系の低エネルギー動力学を制約するためにどのような対称性が使用されるかを詳細に再検討する。主なアイデアは,赤外において巨視的Bravais格子の離散的変換は連続変換になることである。要するに,低エネルギー動力学は離散的点群の表現に変換する連続場を有する場の理論で記述される。ラグランジアンでの任意の項は完全対称群下で不変であるので,系は場の指標を縮約するために必要とされる点群の不変テンソルを通してその離散的な原点を呼びもどす。筆者らはそのような不変テンソルを格子のメモリーテンソルと呼ぶ。筆者らは方法をハニカム格子に適用し,仮想的なゲージ場に結合したDiracフェルミオンの良く知られた有効作用を再び得る。第二の例として,カゴメ格子の電子の有効作用を導出する。ここでは,筆者らの方法は低エネルギー電子-フォノン結合項を簡単な方法で得ることを可能にする。

シソーラス用語： エネルギー ,  対称性 ,  テンソル ,  *場の理論 ,  *有効作用【場】 ,  *電子-フォノン相互作用 ,  格子 ,  変換群
準シソーラス用語： 対称群 ,  低エネルギー

分類 (2件)： ポーラロン,電子-フォノン相互作用  (BM02130P) ,  電子構造一般  (BM02010K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 対称 ,  解析 ,  エネルギー電子 ,  フォノン ,  有効作用