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J-GLOBAL ID:201302290688028747   整理番号:13A1857300

蓚酸先行体法により合成したナノ構造ZnCoO4の構造特性と電気化学特性

Structural features and electrochemical properties of nanostructured ZnCo2O4 synthesized by an oxalate precursor method
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巻: 15  号: 11  ページ: 1-7  発行年: 2013年11月 
JST資料番号: W1361A  ISSN: 1388-0764  CODEN: JNARFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Liイオン電池陽極として,多孔性ナノ構造をもつ活性物質は,その多孔性と顕著な表面積のために,高い電気化学性能を示す可能性がある。この論文では,エタノールと水の加溶媒熱媒質(75/25,v/v)から析出した亜鉛-コバルト2元蓚酸先行体の熱分解を実行して,平均長が数μmの多孔性でロッド状の配位をもつ純粋相のZnCo2O4スピネルを合成した。興味深いことには,得られた多孔性マイクロロッドのそれぞれが,多分散性相互空間をもつ約35.2nmの単結晶ナノ粒子で構成されていることが明瞭に評価できた。さらに興味深いことは,多孔性ZnCo2O4マイククロロッドが初期の放電容量1293.7mAh g-1を引き継ぎ,0.2A g-1で76.8%のCoulomb的効率を持ち,100回の放電-充電サイクルにわたり,937.3mAh g-1の値に達しることが分かった。2.0Ag-1の高電流密度でも,多孔性ZnCo2O4のナノ構造は,依然として925.0mAh g-1の可逆的放電能を持ち,これはZnとCoベース酸化物成分の相乗的効果と同定される。いずれにせよ,容易な蓚酸先行体法により,高い電気化学性能をもつ多孔性ロッド状ZnCo2O4ナノ構造の制御的合成を実現できることがわかった。Copyright 2013 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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