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J-GLOBAL ID:201302290719942981   整理番号:13A0829403

北西中国,東部天山造山帯,Hami地域に分布するFe(Cu)鉱床の最初の信頼できるRe-Os黄鉄鉱年代と安定同位体組成

First Reliable Re-Os Ages of Pyrite and Stable Isotope Compositions of Fe(-Cu) Deposits in the Hami Region, Eastern Tianshan Orogenic Belt, NW China
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資料名:
巻: 63  号:ページ: 166-187  発行年: 2013年 
JST資料番号: W1919A  ISSN: 1344-1698  CODEN: REGEFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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標記造山帯は,北から南へ古生代の島弧-大陸または島弧-島弧の衝突で形成された構造帯であるDananhu-Tousuquan島弧帯,Kanggurtag帯,Aqishan-Yamansu帯,中央天山帯からなる。このうち,Aqishan-Yamansu帯には,Heifengshan,Shuangfengshan,Shaquanziの鉱床を含む多数のFe(Cu)鉱床が石炭紀から初期二畳紀の火山岩に伴って胚胎し,鉱脈型磁鉄鉱鉱石を産す。磁鉄鉱,黄鉄鉱と少量の黄銅鉱が金属鉱物で,方解石,緑泥石,緑簾石が脈石鉱物である。上記3鉱床から分離された黄銅鉱は,3.7~184ppbのReと極少量のOsを含む。187Re-187Osアイソクロン年代と重み付け平均モデル年代は,それぞれ上記の順で,310±23Ma(MSWD=0.04)と302±5Ma(0.17),295±7Ma(0.28)と292±5Ma(0.33),295±7Ma(0.26)と295±6Ma(0.23)である。また,黄鉄鉱のδ32SCDT は,2つの異常値を除いて,-0.41~+4.7‰である。さらに,HeifengshanとShaquanziの方解石は,δ13CPDBとδ18OSMOWの範囲がほぼ同じで,それぞれ-5.5~-1.0‰と10~12.7‰である。これらのデータは,S,C,Oがマグマ性熱水起源であることを示唆している。また,Tiの少ない磁鉄鉱とFe/Cu硫化物の組合せは,鉄酸化物銅金(IOCG)鉱床に似ている。
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金属鉱床  ,  年代測定 
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