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J-GLOBAL ID:201302290736917591   整理番号:13A1557534

複雑なライフサイクルにおける熱馴化 Culex pipiens(双翅目:カ科)の代謝速度および耐熱性に及ぼす幼生および成虫の温度条件の影響

Thermal acclimation in a complex life cycle: The effects of larval and adult thermal conditions on metabolic rate and heat resistance in Culex pipiens (Diptera: Culicidae)
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巻: 59  号: 10  ページ: 1001-1007  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: C0585A  ISSN: 0022-1910  CODEN: JIPHAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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昆虫類が順応を通して環境変化に反応できることは,今ではよく知られている。しかし,応答の程度は集団および環境の特性で異なる。この変化に関与すると思われる調査中のテーマの1つはライフサイクル全体にわたる順応効果に関心がある。本研究は,Culex pipiensの幼生段階における順化が,成虫段階でどのように熱関係に影響するのかを明らかにした。カ(蚊)は,幼生および成虫を用い,18°Cまたは26°Cにおいて全因子計画で飼育し,臨界最高温度(CTmax)および代謝速度-温度関係(MR-T)を全4つの処置において決定した。CTmaxは,幼生および成虫の両方の順応処置において,明らかに影響を受けていた。MR-T勾配は,成虫処置においてのみ顕著に影響を受けていた。温順応した成虫は,冷順応よりも平均して勾配は浅く,より高いy-切片を持っていた。これらの結果から,ライフサイクルが2つの全く異なる環境,水生と陸生の段階を含むような種において,幼生の順応効果は成虫の表現型を変化することができることが示された。複雑なライフサイクルを持つ昆虫類,特に水生や地中での幼生段階を持つものを研究することで,熱変動の効果や表現型可塑性の予測に関する価値ある情報がもたらされる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物生理一般  ,  環境因子の生物影響一般 

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