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J-GLOBAL ID:201302290788190533   整理番号:13A1321296

分数量子Hall系に対するスピン一重項Gaffnian波動関数

Spin-singlet Gaffnian wave function for fractional quantum Hall systems
著者 (6件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 045310.1-045310.13  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: D0746A  ISSN: 1098-0121  CODEN: PRBMDO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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半導体中の電子系が示す分数量子Hall効果は,エキゾチックで魅力的な物理的性質を示すトポロジカル相の理解にとって有益な現象である。そこで,本研究では,スピンあるいはそれに等価な自由度が存在する分数量子Hall系における波動関数を,詳細に評価した結果について報告する。この波動関数は,スピン偏極Gaffnian波動関数のスピン一重項を一般化したもので,スピン一重項Gaffnian(SSG)波動関数と呼ばれる。このSSG波動関数は,2つの量子Hall波動関数,すなわち,非Abelスピン一重項状態と非ユニタリなGaffnian波動関数から構成される。解析の結果,SSGがある特別な多項式により表され,ある局在ハミルトニアンの基底状態に相当することを明らかにした。エネルギー固有値がゼロで最大の状態密度を持つ局在ハミルトニアンの基底状態の波動関数を,比較的簡単な解析式により表した。非ユニタリ有理共形場理論を用いて,SSGは熱力学的限界においてギャップを持たないことを明らかにした。分数量子Hall系に,最近提案された2つの方法,すなわち”スピンによって修飾されたスクイージングアルゴリズム”と”一般化Pauli原理”を適用した例との比較についても論じた。
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分類 (1件):
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電子輸送の一般理論 
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