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J-GLOBAL ID:201302290833411929   整理番号:13A1693935

カであるネッタイイエカ(Culex quinquefasciatus)における化学忌避剤に対する触覚毛状感覚子の嗅覚反応

Olfactory responses of the antennal trichoid sensilla to chemical repellents in the mosquito, Culex quinquefasciatus
著者 (5件):
資料名:
巻: 59  号: 11  ページ: 1169-1177  発行年: 2013年11月 
JST資料番号: C0585A  ISSN: 0022-1910  CODEN: JIPHAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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昆虫忌避剤は昆虫咬刺傷を避けるため,そしてアレルギー反応及び広範囲の病気を防ぐために広く使用される。化学忌避剤に対するカの反応の知見を得るために,ネッタイイエカ(Culex quinquefasciatus)の嗅覚系と単一感覚子記録を使用する化学忌避剤間の相互作用を調査した。嗅覚受容体ニューロンを有する50種類の忌避剤化学物質の相互作用を,以下の6種類の異なるカの感覚子のタイプで測定した。1)長い鋭い感覚毛(LST),2)短い鋭い感覚毛(SST),3)短い鈍的な感覚毛I(SBT-I),4)短い鈍的な感覚毛II(SBT-II),5)短い鈍的な感覚毛曲線(SBT-C),6)溝ペグ(GP)。単一嗅覚ニューロンは,2種類のニューロンに関与するSBT-IとSBT-IIを除いた各々の感覚子の化学忌避剤に反応した。試験した忌避剤に対して無反応あるいは微小な反応を示すLST及びGPの他に,全感覚毛は忌避剤のある種に対する著しい興奮反応を示唆した。ユーカリプトール,α-ピネン及びカンファーのようなテルペン由来の化学物質は投与依存法における嗅覚受容体ニューロンを刺激して,カはフタル酸ジメチルのような非テルペン由来の化学物質よりも,テルペン由来化学物質忌避剤に対してより強く反応した。カはまた,(-)-β-ピネン対(+)-β-ピネン及び(-)-メントン対(+)-メントンのような化学物質立体異性体に同様な反応を示唆した。この調査はカ嗅覚系に及ぼす化学忌避剤の影響を示唆するだけでなく,新規カ忌避剤をスクーリングして,新規カ防除試薬を設計するとき,重要な情報を与える。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  その他の感覚  ,  その他の有害生物防除剤 

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