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J-GLOBAL ID:201302290851671571   整理番号:13A0254823

台湾中部,西部山麓地帯における,現地性の始新世大型有孔虫Discocyclina dispansaの重要性:中国の大陸縁辺部における古第三紀のリフト海盆

Significance of indigenous Eocene larger foraminifera Discocyclina dispansa in Western Foothills, Central Taiwan: A Paleogene marine rift basin in Chinese continental margin
著者 (8件):
資料名:
巻: 62  ページ: 425-437  発行年: 2013年01月30日 
JST資料番号: E0267C  ISSN: 1367-9120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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台湾の西部Foothillsは,安定した非活動的中国大陸縁辺域に大きな層序的中断なしに連続して堆積した,後期漸新世から更新世の浅海性層からなる地域として知られている。本稿では,台湾中部,西部山麓地帯のTsukeng背斜に露出する地層(最初Chungliao層と命名)が大型有孔虫Discocyclina dispansa ex.interc.sella-dispansaや石灰質ナノプランクトンを含む始新世中期の海成層であることを示す微古生物学的証拠を提示した。薄い外縁部や胎生期の房室が無傷で保存されていることから,この大型有孔虫は中期中新世前期の海進時に浅い内側陸棚に現地性堆積したと考えられる。このことは,Chungliao層中のDiscocyclina含有層を覆う砂泥互層中の石灰質ナノプランクトン(NP14-15帯)及び38.8±1Ma(中期中新世後期)のジルコン含むPinglin凝灰岩の下位のNP16帯の石灰質超微化石の生層序学的研究の結果と調和的である。Tsukeng背斜に沿って露出する中期始新生のリフト時シーケンス(Chungliao層とPinglin凝灰岩)は,漸新世最末期-中新世の後リフト時シーケンスに不整合で覆われる。本研究はこれまで未知であった台湾の西部山麓地帯における第三紀前期のリフト海盆シーケンスについて詳述した。西部山麓地帯における古第三紀のNantouリフト海盆の存在は,Hsuehshan地域や中央地域のような台湾山岳帯の他の部分にも同様の第三紀前期のリフト海盆シーケンスが存在することを示唆する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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新生代  ,  第三紀 

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