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J-GLOBAL ID：201302290900492432   整理番号：13A0553027

絶縁性ナノ複合材料の電場及び温度場のモデル化

Modeling of Insulating Nanocomposites-Electric and Temperature Fields

著者 (5件)： VENKATESULU B. (KTH-Royal Inst. Technol., Stockholm, SWE) ,  VENKATESULU B. (ABB Corporate Res. Centre, Vaesteras, SWE) ,  JONSSON B. L. G. (KTH-Royal Inst. Technol., Stockholm, SWE) ,  EDIN H. (KTH-Royal Inst. Technol., Stockholm, SWE) ,  NORGREN M. (KTH-Royal Inst. Technol., Stockholm, SWE)
資料名： IEEE Transactions on Dielectrics and Electrical Insulation  (IEEE Transactions on Dielectrics and Electrical Insulation)
巻： 20  号： 1  ページ： 177-184  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： W0578A  ISSN： 1070-9878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリマへのナノ粒子添加(0~5%)が粒子周囲にIZ(相互干渉領域)を生成することは知られているが,IZの導電率,誘電率の大きさに関しては,定性的記述があるのみである。著者等は,導電率と誘電率について,合理的な極端の値とその空間的変化を考え,電場及び温度場のシミュレーションを行った。電場計算のために準静的電場に対するマックスウエルの式を用いた。又IZでの導電率と誘電率の値に関しては,IZ無の参照ケース,及び参照ケースと異なる一定値保持と変化させたケースを含めて7ケースを考慮した。計算対象のモデル構造はアルミナ粒子周辺のIZを含む立方体のポリマのセルを想定し,その上面(xy平面)に電圧を加え,下面を接地したモデルである。計算には有限要素法のソフトウエアを用いた。線形過渡結果は,一方で,IZの特性が適切に調整されたならば,粒子無参照物質に類似した電場を得られる可能性を示し,他方では大部分のモデルに対し,y及びz方向におけるポリマ領域について,電場が常に参照ケースより低くなら無いことも示した。

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  *静電場 ,  温度場 ,  *モデリング ,  電気伝導率 ,  誘電率 ,  干渉 ,  計算機シミュレーション ,  Maxwell方程式 ,  重合体 ,  ナノ粒子 ,  アルミナ
準シソーラス用語： ポリマ ,  モデル化 ,  相互干渉 ,  導電率 ,  有限要素シミュレーション

分類 (3件)： 計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  静電気学,静磁気学  (BD01010C) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 絶縁性 ,  ナノ複合材料 ,  電場 ,  温度場 ,  モデル化