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J-GLOBAL ID:201302290918571313   整理番号:13A1931709

238U+238U反応における種々の初期変形と方向での超重フラグメントの生成確率

Production probability of superheavy fragments at various initial deformations and orientations in the 238U+238U reaction
著者 (4件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 044605.1-044605.7  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: D0747A  ISSN: 0556-2813  CODEN: PRVCAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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238U+238U反応における入射核と標的の初期方向と変形の動力学的効果を,改善量子分子動力学模型を用いて調べた。接触配位での衝突原子核,特に,突出部同士の接触の変形は,広く広がっていた。接触配位は,衝突の入り口とみなせるので,接触時間中での相手方の変形変化を解析した。次に,異なる方向と変形の過渡複合系の平均寿命,相互作用ポテンシャル,Z>110の超重フラグメント(SHF)生成確率などへの影響を,核子あたり入射エネルギー7~12MeVで調べた。簡単化のため,入射方向は,突出部同士とサイド同士の場合のみを考えた。ウランの変形は,基底状態変形をとり,β2=0.215とβ4=0.093とした。また,単純にβ2=0.215のプロレート形状とした場合も考えた。入射エネルギーの関数としての複合系の平均寿命は,サイド同士の接触では核子当たり9~10MeVで最大で,突出部同士の接触では核子当たり11~12MeVで最大になった。プロレートウランにおいてβ4変形を含めた場合,初期ウランのより安定な構造が複合系の励起エネルギーを実質的に減少さすため,サイド同士の接触におけるSHFの生成確率が増大するようであった。238U+238U反応における最適のSHFの生成条件は,サイド同士の接触かつβ4変形のプロレートウランであると提案した。初期原子核の対称軸が任意方向に等しく向いているため,複合系の寿命とSHF生成確率を,初期原子核の向きをランダムに選んだ場合でも調べた。
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分類 (2件):
分類
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超重原子核  ,  その他の粒子による反応・散乱 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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