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J-GLOBAL ID:201302290956436985   整理番号:13A1925892

甲虫目ゴミムシダマシ科Tenebrio molitor(チャイロコメノゴミムシダマシ)からのCD63相同体の分子クローニングと配列特性解析と発現解析

Molecular Cloning, Sequence Characterization and Expression Analysis of a CD63 Homologue from the Coleopteran Beetle, Tenebrio molitor
著者 (12件):
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巻: 14  号: 10  ページ: 20744-20767 (WEB ONLY)  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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テトラスパニン膜蛋白質ファミリーの一員であるCD63は細胞増殖,運動,信号伝達,ホスト-病原体相互作用そして癌において重要な役割を果たす。この研究では,CD63相同体をコードするcDNA(TmCD63)を甲虫目チャイロコメノゴミムシゴミムシダマシTenebrio molitorの幼虫からクローン化した。cDNAは705bpのオープンリーディングフレームより成り,これは235アミノ酸残基の推定蛋白質をコードしている。in silico解析は蛋白質が四つの推定膜貫通ドメインと一つの大きな細胞外ループを持つことを示す。大細胞外ループには特徴的”Cys-Cys-Gly”モチーフと”Cys188”残基が高度に保存されている。TmCD63の系統樹解析から,これらは50~56%一致度で昆虫クラスタに属することが明らかになった。空間発現パターンの解析からTmCD63が主に幼虫の腸とマルピーギ管中と成虫の精巣中に発現していることを実証した。CD63mRNAの発達発現パターンはTmCD63転写産物が後期幼虫,蛹及び成虫ステージに検出されることを示した。興味あることに,TmCD63転写産物は,最初の6時間の過程でDAP型ペプチドグリカンに応答して4.5倍の最大レベルまで上方調節される。とはいえ他の免疫エリシターもまた後期時点の転写産物レベルまでの著しい増加を引き起こす。これらの結果はCD63が種々の微生物病原体に対するT.molitorの免疫応答に寄与しているかもしれないことを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  生物学的機能  ,  動物の生化学 

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