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J-GLOBAL ID:201302290969338737   整理番号:13A1438978

頭部加速度および後遺脳損傷のリスクを減らすための自転車ヘルメットの角度衝撃低減システム

Angular Impact Mitigation system for bicycle helmets to reduce head acceleration and risk of traumatic brain injury
著者 (7件):
資料名:
巻: 59  ページ: 109-117  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: D0828A  ISSN: 0001-4575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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頭部の角加速度は後遺脳障害(TBI)の原因として知られているが,現用の自転車ヘルメットは,角加速度を低減するための,専用機構が不足している。自転車ヘルメット向けの,法線方向衝突における直線加速度,並びに斜め衝突における角加速度を吸収するために,弾性的に懸架されたアルミニウムハニカムライナーを採用した,新型の角度衝撃低減(AIM)システムが開発された。本研究は,衝撃低減を比較評価するために,AIM技術有無の条件で,自転車ヘルメットを試験した。線形頭部加速度を測定するために,法線衝突試験が実施された。角度付頭部加速度および頸部負荷を測定するために,斜め衝突試験が実施された。さらに計算機頭部モデルの中で,斜め衝突の加速度履歴が分析され,脳震盪および拡散軸索負傷(DAI)の形の,TBIリスクの結果を予測した。標準型ヘルメットと比較して,AIMヘルメットの結果は,ピーク直線加速度の14%減少(p<0.001),ピーク角加速度の34%減少(p<0.001),および頸部負荷の22-32%減少(p<0.001)となった。計算結果は,AIMヘルメットが,脳震盪とDAIのリスクを,それぞれ27%および44%減らすことを予測した。結論として,これらの結果は,現行の発泡ポリスチレン基の自転車ヘルメットに比べて,AIM技術が効果的に衝撃低減を改善し,また自転車に関係したTBIの防止を強化する可能性があることを実証する。さらなる研究が必要である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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自動車事故,交通安全 

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