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J-GLOBAL ID：201302291120312641   整理番号：13A1288940

FeO(111)/Pt(111)逆モデル触媒を用いて解明できたPt/酸化物触媒によるWGSとPROXの反応機構

Reactoin mechanism of WGS and PROX reactions catalyzed by Pt/oxide catalysts revealed by an FeO(111)/Pt(111) inverse model catalyst

著者 (5件)： XU Lingshun (Univ. Sci. and Technol. China, Hefei, CHN) ,  WU Zongfang (Univ. Sci. and Technol. China, Hefei, CHN) ,  JIN Yuekang (Univ. Sci. and Technol. China, Hefei, CHN) ,  MA Yunsheng (Univ. Sci. and Technol. China, Hefei, CHN) ,  HUANG Weixin (Univ. Sci. and Technol. China, Hefei, CHN)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 15  号： 29  ページ： 12068-12074  発行年： 2013年08月07日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固体高分子形燃料電池用の水素中のCO除去に使う白金担持酸化物触媒による水性ガスシフト(WGS)反応とCO優先酸化反応(PROX)とを検討した。白金結晶面に鉄を蒸着後酸化し,触媒と逆にFeO(111)単分子層をPt(111)に担持してモデル触媒にした。XPSとTDSで調べた水,一酸化炭素,ギ酸の吸着と表面反応により反応機構を考察した。配位不足の鉄(II)カチオンが露出し,近接白金原子の反応性を変化させる。この界面カチオンへの水の吸着は高速で直ちにOH基ができ,近接白金原子に吸着したCOと反応して低温でCO₂を作る一方,WGS反応に参加して水素とCO₂となる。2OH→H₂の再結合がWGSの律速である。吸着CO+OHの反応と,できるギ酸基の分解を比較して,ギ酸がPROXの中間体であることが分った。

シソーラス用語： 除去 ,  *水素 ,  *白金 ,  *酸化鉄 ,  *担持触媒 ,  一酸化炭素変成 ,  酸化 ,  水 ,  *一酸化炭素 ,  二酸化炭素 ,  吸着 ,  単分子層 ,  律速 ,  反応中間体 ,  X線光電子分光法 ,  熱脱着スペクトル ,  *逆相 ,  反応機構 ,  固体高分子形燃料電池 ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ基
準シソーラス用語： ヒドロキシル基 ,  水性ガスシフト反応 ,  選択的酸化 ,  一酸化炭素除去器

分類 (2件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  気体燃料の製造  (YE02030F)

物質索引 (1件)： ギ酸

タイトルに関連する用語 (4件)： FeO ,  Pt ,  モデル触媒 ,  酸化物触媒