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J-GLOBAL ID:201302291125766560   整理番号:13A0993147

羊皮紙文書のバイオバーデン評価とγ線不活性化パターン

Bioburden assessment and gamma radiation inactivation patterns in parchment documents
著者 (6件):
資料名:
巻: 88  ページ: 82-89  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: D0627A  ISSN: 0969-806X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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羊皮紙文書は文化遺産の一部であり,それらが歴史資産として保存すべきである。本研究の目的は,羊皮紙文書のバイオバーデンを特性評価するためと,その材料に存在する微生物群の成長とγ線不活性化パターンを評価するための適切な方法を確認にすることであった。別の目標は,現在の有毒化学薬品と非化学的除染法に代わる処理として羊皮紙の除染に適用する最少γ線線量(Dmin)を推定することであった。二つのバイオバーデン評価方法(Swab法(SM)と破壊的方法(DM))を評価した。各方法の回収効率は,Cladosporium cladosporioides胞子懸濁液を用いた人工的汚染によって推算した。羊皮紙試料の微生物群は形態学的方法を用いて類型化し,菌の分離株はITS-DNA配列によって識別した。不活性化パターンはDMを用いて各種γ線線量の暴露後に,C.cladosporioidesを参照として用いて評価した。適用方法に基づいて,羊皮紙試料は全微生物群で5×103CFU/cm2未満と,菌の珠芽で10CFU/cm2未満のバイオバーデン値を示した。結果は,特に菌類群落について,自然羊皮紙微生物群の明らかな不活性化傾向を示唆しなかった。5kGyの最小γ線線量(Dmin)を羊皮紙の除染処理に提案した。羊皮紙の最小除染線量を決定することは,従来の化学処理と非化学処理によって進む毒性と分解を避けるこのタイプの文書への代わりの除染処理としてγ線の正しい応用に必須である。羊皮紙文書の微生物個体群のキャラクタリゼーション。γ線による羊皮紙微生物群の不活性化パターン研究。羊皮紙除染のための最小γ線線量の評価。試験羊皮紙中の微生物個体群は主にバクテリアによって構成されていた。Cladosporium cucumerinumは最も多い菌種であった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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ガンマ線との相互作用  ,  皮革工業 
タイトルに関連する用語 (5件):
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