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J-GLOBAL ID：201302291221986759   整理番号：13A1029241

スチレンアクリルニトリル(SAN)共重合体存在下で溶融ブレンドされたPC/MWCNTナノ複合材料における低いパーコレーション閾値:調製と特性化

Low percolation threshold in melt-blended PC/MWCNT nanocomposites in the presence of styrene acrylonitrile (SAN) copolymer: Preparation and characterizations

著者 (4件)： MAITI Sandip (Materials Sci. Centre, Indian Inst. of Technol., Kharagpur 721302, IND) ,  SUIN Supratim (Materials Sci. Centre, Indian Inst. of Technol., Kharagpur 721302, IND) ,  SHRIVASTAVA Nilesh K. (Materials Sci. Centre, Indian Inst. of Technol., Kharagpur 721302, IND) ,  KHATUA B.b. (Materials Sci. Centre, Indian Inst. of Technol., Kharagpur 721302, IND)
資料名： Synthetic Metals  (Synthetic Metals)
巻： 165  ページ： 40-50  発行年： 2013年02月01日 
JST資料番号： C0123B  ISSN： 0379-6779  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 極低負荷のMWCNTsを負荷した高度な導電性ポリカーボネート(PC)/スチレンアクリルニトリル(SAN)/多層カーボンナノチューブ(MWCNTs)ナノ複合材料の高度な導電性のPCとSAN-MWCNTの溶融ブレンドによる単純な調製法について報告した。MWCNTの存在しないおよび存在する場合共にPCとSANは非相溶のブレンドを形成する。PCとSAN-MWCNT混合物の溶融ブレンドの後でMWCNTsはSAN相に良く分散して,マトリックス全体に連続した導電性相互接続ネットワーク構造を形成した。この現象は二重パーコレーションとしてよく知られている。最終的に,ナノ複合材料のPCとSAN-MWCNTの比率を最適化する事によって,≒0.35wt%の小さいMWCNTsの負荷で1.38×10^-5Scm^-1の電気伝導率を得た。透過型電子顕微鏡および電界放出走査電子顕微鏡(FESEM)によって,MWCNTsはSAN中に均一に分散して分布して,マトリックス全体に連続した導電性相互接続ネットワーク経路を開発する事を示した。また,ナノ複合材料中のPCの貯蔵弾性率と熱安定性は少量のMWCNTsの存在によって改良された。ナノ複合材料の更なる検討によって,電気化学的性質が向上していることも分かった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *SAN樹脂 ,  *ポリカーボネート ,  *多層カーボンナノチューブ ,  *ナノ複合材料 ,  混練 ,  ポリマブレンド ,  *モルフォロジー ,  *電気伝導率 ,  分散【dispersion】 ,  導電性高分子 ,  動弾性係数 ,  熱安定性 ,  誘電率 ,  サイクリックボルタンメトリー
準シソーラス用語： 貯蔵弾性率 ,  溶融混練

分類 (3件)： 充填剤,補強材  (YH05030J) ,  物理的性質一般  (YH02021U) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (9件)： SAN ,  共重合体 ,  溶融ブレンド ,  PC ,  MWCNT ,  ナノ複合材料 ,  パーコレーション閾値 ,  調製 ,  特性化