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J-GLOBAL ID:201302291238748320   整理番号:13A0343672

独立した地域レプリカを通じた高山植物における生息地が媒介する選択に関連の異常値遺伝子座

An outlier locus relevant in habitat-mediated selection in an alpine plant across independent regional replicates
著者 (9件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 285-300  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: W1719A  ISSN: 0269-7653  CODEN: EVECEJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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生息地型は種の遺伝応答を誘導することができ,個体群の適応分化と進化多様性を促進している可能性がある。この研究では,高山植物Arabis alpinaの異なる生息地型で適応を示す遺伝子座の検出を目的とした。ヨーロッパアルプス(スイスアルプスとフランスアルプス)の2つの独立した地域レプリカで,小石があって栄養分の多い湿った生息地で採集したA.alpina植物から成るデータセットを利用した。ヘテロ接合性および個体群構造を考慮した後に,異常値解析を後で行う825の増幅断片長多型(AFLPs)を得た,すなわち生息地型間の過剰な分化の探索するゲノムスキャンを用いて,高山地域内で高山地域を通じて生息地型の多様な選択下での遺伝子座を検出した。異常値解析の結果,矛盾しない単一の異常値遺伝子座が検出されたが,この遺伝子座は両方の高山地域で他の生息型に比べて湿地での断片の頻度が高かった。加えて,データセットでの階層個体群構造の事後試験では,この遺伝子座での選択を混乱させるシグナルは検出されなかった(すなわち地域個体群構造のシグナル)。従って,この遺伝子座が生息地の媒介する選択を示していると考え,次に,配列の特徴を調べ,Arabidopsisのゲノムと比較した。その配列は,SIT4ホスファターゼ関連ファミリー蛋白質とホモログであるらしいことが見出された。2つの高山領域でのこの遺伝子座の検出とそのゲノム配列が利用できることから,この遺伝子座が高山植物A.alpinaの自然個体群の生息地の媒介する選択と遺伝子適応をさらに調べる価値のある強力な候補としている。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生態学  ,  分子遺伝学一般 

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