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J-GLOBAL ID：201302291259100894   整理番号：13A1886003

マルチキャストマクシミンビーム形成問題の等価準凸形式

Equivalent Quasi-Convex Form of the Multicast Max-Min Beamforming Problem

著者 (2件)： DARTMANN Guido (RWTH Aachen Univ., Aachen, DEU) ,  ASCHEID Gerd (RWTH Aachen Univ., Aachen, DEU)
資料名： IEEE Transactions on Vehicular Technology  (IEEE Transactions on Vehicular Technology)
巻： 62  号： 9  ページ： 4643-4648  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： C0244A  ISSN： 0018-9545  CODEN： ITVTAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビーム形成能力を備えた複数の基地局による多重セルネットワークにおいて,マルチキャスト下りリンク伝送を検討した。基地局の送信電力制約を与えて,マクシミンビーム形成(MB)によりユーザ間にSINRを公平に配分できるが,マルチキャストMB問題(MBP)は一般に非凸かつNP困難である。本論文は,多重セルネットワークでは瞬時チャネル状態情報(CSI)よりも高階空間相関行列形の長期CSIが実際的であるため,長期CSIの場合には,MBPの緩和半定値実現可能性検査問題に,Hermite正半定値Toeplitz行列の形で一階解が存在することを証明した。さらに,最適化変数として有限自己相関系列を利用してMBPを準凸分数計画法により表現し,最適ビーム形成ベクトルをスペクトル因子分解により取出す等価形式を示した。この準凸形式は単純な二分アルゴリズムにより線形収束解を得られるが,超線形収束するアルゴリズムも提案した。

シソーラス用語： *ビーム成形 ,  *マルチキャスト ,  通信網 ,  *セルラ通信 ,  多重度 ,  基地局 ,  電力 ,  マクシミン法 ,  比率 ,  NP困難 ,  情報 ,  相関 ,  スペクトル分解 ,  最適化問題 ,  分数計画法 ,  収束 ,  アルゴリズム ,  実現可能性 ,  リンク
準シソーラス用語： CSI ,  SINR ,  *セルラーネットワーク ,  下りリンク ,  空間相関 ,  送信電力

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 問題 ,  等価 ,  凸形