抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
非線形力学系であるケプラー運動の閉軌道性を継承する離散化方法に関連して,運動エネルギーとポテンシャル関数にそれぞれ原点からの距離の未知関数を含む拡張された2次元の中心力系を取り上げ,閉軌道性を有する連続力学系を構成することを研究した。未知関数を含む中心力系は,通常の2次元の中心力系を回転対称性を保持したままで拡張したものである。同系に対して,運動方程式を差分化し,差分化された離散力学系が閉軌道性を有する条件を考察することで未知関数を決定し,閉軌道性を有する連続力学系を見いだした。見いだされた系は多重ケプラー運動の一部であることが分かった。