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J-GLOBAL ID:201302291372781431   整理番号:13A1737557

ルパントリテルペノイド類のジメチルアミノピリジン誘導体はミトコンドリアの障害を引き起こし,透過性遷移を誘導する

Dimethylaminopyridine derivatives of lupane triterpenoids cause mitochondrial disruption and induce the permeability transition
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巻: 21  号: 23  ページ: 7239-7249  発行年: 2013年12月01日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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トリテルペノイド類は大きなクラスの天然由来の化合物で,抗癌剤として興味深いいくつかの化合物が見出されている。本研究では,in vitroにおいてメラノーマ細胞の増殖を阻害することが示されている五員環トリテルペン類の新しいジメチルアミノピリジン(DMAP)誘導体によって誘導されるミトコンドリア毒性の機構を調べることを目的とした。単離した肝臓ミトコンドリアに加えて,MCF-7,Hs 578TおよびBJ細胞株を用いて,直接的なミトコンドリア効果を調べた。単離した肝臓のミトコンドリア画分について,呼吸パラメーター,ミトコンドリアの膜内外電位差,ミトコンドリア透過性遷移(MPT)ポアの誘導およびイオン輸送依存的な浸透膨潤を測定した。得られた結果から,DMAPトリテルペノイド誘導体によりin situにおけるミトコンドリアネットワークの断片化と脱分極が誘導され,単離した肝臓のミトコンドリアの脱共役呼吸の阻害,透過性遷移ポアの誘導および脱分極が誘導されることが示された。これらの結果から,ミトコンドリア毒性はDMAP誘導体の生物学的相互作用の重要な要素であることが示され,これにより癌細胞において観察された効果を説明することが可能である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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トリテルペン  ,  細胞構成体の機能 

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