文献

J-GLOBAL ID：201302291392412084   整理番号：13A0894464

黄鉄鉱処理の廃棄スラグからの焙焼磁力分離法を用いた鉄の回収

Recovery of iron from waste slag of pyrite processing using reduction roasting magnetic separation method

著者 (6件)： ZHANG G.F. (Kunming Univ. Sci. and Technol., Kunming, CHN) ,  ZHANG G.F. (Univ. Toronto, Toronto, CAN) ,  YANG Q.R. (Kunming Univ. Sci. and Technol., Kunming, CHN) ,  YANG Y.D. (Univ. Toronto, Toronto, CAN) ,  WU P. (Univ. Toronto, Toronto, CAN) ,  MCLEAN A. (Univ. Toronto, Toronto, CAN)
資料名： Canadian Metallurgical Quarterly  (Canadian Metallurgical Quarterly)
巻： 52  号： 2  ページ： 153-159  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： D0583B  ISSN： 0008-4433  CODEN： CAMQAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： これまで廃棄されてきた鉱石処理スラグから有用成分を回収することは,資源の有効活用が求められる今日において重要なことである。本研究においては,黄鉄鉱廃棄スラグから鉄を回収する技術について報告した。適用する技術は,スラグ中に含まれる弱い磁性を有する酸化鉄(Fe₂O₃あるいはFeO)を強い磁性の酸化鉄(Fe₃O₄)に還元焙焼し,その後,磁力分離を行なうものである。前段の焙焼過程において,還元剤(石炭)の量,温度,時間および供給材料の粒径の効果を調べた。後段の磁力分離では磁場強度を変化させてその効果を調べた。最適条件における鉄の回収量を算出した。これらの実験から,石炭量5%,温度850°C,処理時間20分,粒径<1mmおよび0.29Tの磁場,が最適条件であり,この条件の下で90%以上の鉄が回収できることを明らかにした。

シソーラス用語： *黄鉄鉱 ,  *スラグ ,  産業廃棄物 ,  焙焼 ,  還元 ,  酸化鉄 ,  *磁力分離 ,  加熱温度 ,  保持時間 ,  強度 ,  粒径 ,  *鉄 ,  *回収
準シソーラス用語： 磁場強度

分類 (1件)： 資源回収利用  (SC05060V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 黄鉄鉱 ,  廃棄 ,  スラグ ,  焙焼 ,  磁力分離 ,  鉄