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J-GLOBAL ID：201302291434336596   整理番号：13A1191869

現代の特許制度の課題-特許制度は企業活動に有効か?(現制度に対する意識調査の結果と分析)-

著者 (11件)： 吉田洋一 (オリンパス) ,  川田幸男 (三菱電機ホーム機器) ,  舩山賢一 (日本発条) ,  林季穂 (住友大阪セメント) ,  小林英樹 (帝人 知的財産セ) ,  湯本昇 (カシオ計算機) ,  正井純子 (フジクラ) ,  土屋順史 (アルプス電気) ,  大池俊輔 (三井化学) ,  前田三奈 (日立) ,  中村幸子 (富士通)
資料名： 知財管理  (Intellectual Property Management)
巻： 63  号： 7  ページ： 1065-1082  発行年： 2013年07月20日 
JST資料番号： G0276A  ISSN： 1340-847X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,特許制度の本質を見直した上で,特に電気・IT業界を中心に現在の特許制度を取り巻く状況について考察し,問題点(特許制度の当初の目的から逸脱していると考えられる事例が散見されること)を明らかにした。さらに,以上の問題点について検証するために,マネジメント委員会参加各社を対象として,「特許制度を利用する目的は何であるのか」「業種によって特許制度に対する考え方に違いはあるのか」「特許制度の有用性を阻害する要因として何が挙げられるのか」といった視点から質問項目を設定してアンケート調査を行ったので,その結果を報告した。

シソーラス用語： *特許制度 ,  *企業行動 ,  *意識調査 ,  法規 ,  実態調査 ,  アンケート ,  犯罪 ,  著作権 ,  収支 ,  特許管理 ,  取得 ,  創造性 ,  発明 ,  特許出願
準シソーラス用語： 知的財産基本法 ,  著作権侵害 ,  進歩性

分類 (1件)： 工業所有権  (HA03000C)

引用文献 (14件)：

• 1)AN ECONOMIC REVIEW OF THE PATENT SYSTEM, 85th Congress 2nd session, UNITED STATES GOVERNMENT PRINTING OFFICE (1985)
• 2)日本知的財産協会 知的財産管理第2委員会第3小委員会「21世紀の知的財産制度のあるべき姿の提言」,「知財管理」Vol.52, No.6, pp.851-863 (2002), 日本知的財産協会知的財産マネジメント第1委員会第3小委員会「企業の知的財産戦略からみた「知的財産推進計画」-知的財産を競争力の源泉とするために-」, 知財管理, Vol.57, No.12, pp.1923-1935 (2007), 日本知的財産協会 知的財産マネジメント第2委員会第2小委員会「企業の知的財産の現場から見た本当に必要な知的財産政策-知的財産制度ユーザーからの問題提起」, 知財管理, VoL58, No.11, pp.1487-1502 (2008)など
• 3)山根祟邦,知的財産法政策学研究, Vol.28, pp.195-223, 同, Vol.30, pp.163-200, 同, Vol.31, pp.125-145, 同, Vol.32, pp.45-68, 同, Vol.33, pp.199-227, 同, Vol.34, pp317-349
• 4)田村善之,知的財産法政策学研究, Vol.20, pp.1-36
• 5)特許権の本質は,排他権ではあるが独占権ではないと言われる。しかし, 本論説では, 厳密に論じる必要のある場面を除いては,一般的な概念として独占排他という言葉を用いている。

タイトルに関連する用語 (5件)： 特許制度 ,  企業活動 ,  制度 ,  意識調査 ,  分析