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J-GLOBAL ID：201302291436583507   整理番号：13A1656621

有人火星探査用大電力電磁加速プラズマスラスタの開発研究

Research and Development of High-Power Magneto-Plasma-Dynamic Thrusters for Manned Mars Exploration

著者 (4件)： 久保田太輔 (大阪工大) ,  湖山典英 (大阪工大) ,  鈴木智也 (大阪工大) ,  田原弘一 (大阪工大)
資料名： 電気学会プラズマ研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PST-13  号： 86-103  ページ： 1-6  発行年： 2013年09月05日 
JST資料番号： Z0951A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電気推進ロケットの中で,有人火星探査用ロケットエンジンとして注目されている電磁加速プラズマスラスタ(MPDスラスタと表記)の研究開発を述べた。これまでのMPDスラスタはコイルにより外部磁場を印加していたが,コイルの使用を止め,アークジェットスラスタの陽極側に永久磁石を取り付け,外部から磁場を印加した。これにより水冷の必要が無くなりシステムが簡易化した。また高比推力を得るため水素ガスを用い実験を行った。水素を推進剤として推力41.9mN,比推力2870s,推進効率12.5%を得た。新たに製作したスラスタではマルチホローカソードを用い安定作動を確認した。

シソーラス用語： *プラズマエンジン ,  永久磁石 ,  気体 ,  水素 ,  比推力 ,  推薬 ,  推力 ,  推進効率 ,  ホロー陰極 ,  ロケットエンジン ,  外部磁場 ,  アークジェット ,  電力 ,  惑星探査 ,  有人衛星
準シソーラス用語： *プラズマスラスタ ,  マルチホロー陰極 ,  推進剤 ,  水素ガス ,  大電力 ,  *電磁加速プラズマスラスタ ,  火星探査 ,  有人探査衛星

分類 (1件)： ロケットエンジン  (PB02050J)

引用文献 (6件)：

• Yuta Sato, Masataka Nishimura, Naoto Nogera, Masayuki Watanabe,「小型MPDスラスタの開発および初期推進実験」平成23年度 日本大学理工学部 学術講演会論文集,2011年.
• Akihiro Sasoh, Solem A. Erik, Yoshihiro Arakawa,「外部磁場のあるMPD推進機におけるホール加速」,日本航空宇宙学会誌,37(430),pp.528-534,1989年11月.
• Yusuke Okamachi, Katsuya Fujita, Kazuya Nakagawa, Reo Shimojo, Hirokazu Tahara, Taiichi Nagata, Ideo Masuda, 「Performance Characteristics of Direct-Current Arcjet Thrusters Using Hydroxyl-Ammonium-Nitrate Propellant」 28^th International Symposium on Space Technology and Science (28^th ISTS), Okinawa Convention Center (Ginowan City, Okinawa, Japan), ISTS 2011-b-49, 2011年6月.
• 湖山典英,田原弘一,「永久磁石を用いた外部磁場印加型電熱・電磁加速モード可変定常作動プラズマスラスタの研究」第3回大型In-Space Propulsion(電気推進)ワークショップ,JAXA筑波宇宙センター(茨城県つくば市),2012年6月.
• 湖山典英,井端公紀,藤田雄也,田原弘一,「永久磁石とマルチホローカソードを用いた輻射冷却式MPDスラスタの開発研究」第53回航空原動機・宇宙推進講演会,倉敷市芸文館(岡山県倉敷市),2013年3月.

タイトルに関連する用語 (6件)： 火星探査 ,  大電力 ,  加速 ,  プラズマスラスタ ,  開発 ,  研究