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J-GLOBAL ID:201302291548820110   整理番号:13A0251129

人為的影響を受けた淡水系に生息する胎生魚類種の生殖傷害

Reproductive Impairment of a Viviparous Fish Species Inhabiting a Freshwater System with Anthropogenic Impact
著者 (7件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 281-290  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: D0099B  ISSN: 0090-4341  CODEN: AECTCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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汚染された淡水系による動物の生殖への潜在的脅威は,生物への効果をスクリーニングし評価するための生物指標とバイオマーカーを識別・開発する必要性を提起する。本研究の主目的は,交尾びれの形態の歴史的な分析と変化を通して,人為的活動(下水,農業,及び工業)により汚染された淡水系が器官レベルでの変化を引き起こすか否かを決定することにあった。さらに,汚染された水環境の効果を検討するために適した種として,胎生魚Jenynsia multidentataを提案した。肝臓と精巣の組織学及び生殖肢形態計測パラメータを通し,汚染度の異なるSuquia川流域(コルドバ,アルゼンチン)の2つのステーションで採取した雄の魚を比較した。物理化学的特性化に基づく水質は著しく変動し,下流サイト(ステーション2)で水質が悪化した。汚染が最も高い地域では,肝臓及び精巣への悪影響が組織学的分析によって証明された。ステーション2での雄の個体は,直線的生殖肢及び異常な先端領域のような尻びれの著しい構造的変化を示した。今回の結果は,人為的活動の影響によって汚染された淡水系がJ. multidentataに対して悪影響を持つことを実証する。汚染ステーションからの個体で記録された変化は雄の生殖能力の傷害を示し,他の胎生種並びに全体的な生物多様性へのリスクを意味する。指標種としてのJ. multidentataは,研究流域におけるそれ自身のみでなく他の種に対しても示される潜在的リスクを評価するために有用である。Copyright 2012 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  水質汚濁一般 

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