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J-GLOBAL ID：201302291709318615   整理番号：13A1693003

降水中のヨウ素同位体: 福島原発事故からの¹²⁹I排出への時間的応答

Iodine Isotopes in Precipitation: Temporal Responses to ¹²⁹I Emissions from the Fukushima Nuclear Accident

著者 (6件)： XU Sheng (Scottish Univ. Environmental Res. Center, East Kilbride, GBR) ,  FREEMAN Stewart P.H.T. (Scottish Univ. Environmental Res. Center, East Kilbride, GBR) ,  HOU Xiaolin (Technical Univ. Denmark, Roskilde, DNK) ,  WATANABE Akira (Fukushima Univ., Fukushima, JPN) ,  YAMAGUCHI Katsuhiko (Fukushima Univ., Fukushima, JPN) ,  ZHANG Luyuan (Technical Univ. Denmark, Roskilde, DNK)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 47  号： 19  ページ： 10851-10859  発行年： 2013年10月01日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2011年の福島第一原子力発電所事故により多量の放射性元素が大気中に放出されて広い範囲に拡散している。大気中の放射性プルームの長期的傾向を明らかにするために¹²⁹Iを福島で2010年~2012年に採取した降雨サンプルで定量した。¹²⁹I濃度は事故直後の2011年3月に事故前の2010年と比べて4オーダー急激に増加して,¹²⁹I/¹²⁷I比は6.9×10^-5であった。その後,降水中濃度は2011年10月までに指数関数的に減少した。この減少傾向は2011年10月前後で中断して,大気中における¹²⁹Iの新たな導入が認められた。このようなサイクルはこれまでに3回起きていて,大気拡散による影響と汚染された地域環境からの再懸濁に起因していた。デンマークにおける¹²⁹I定量結果は福島原発事故により放出された量のわずかな影響を示した。

シソーラス用語： *原子炉事故 ,  *ヨウ素同位体 ,  放射能 ,  プルーム ,  変動 ,  *降水 ,  大気拡散 ,  福島県 ,  デンマーク王国 ,  動的応答 ,  応答特性 ,  時系列 ,  時間依存性 ,  放射能汚染 ,  汚染物質 ,  長距離輸送【大気】 ,  放射性汚染物質 ,  *ヨウ素129 ,  汚染プルーム ,  大気応答 ,  大気中放射能 ,  *東電福島第一原子力発電所事故
準シソーラス用語： 再懸濁 ,  長期変動 ,  *福島原発事故 ,  放射能汚染物質

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  原子力発電  (NB03060Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 降水 ,  ヨウ素同位体 ,  福島原発事故 ,  応答