文献
J-GLOBAL ID:201302291773748445   整理番号:13A0993680

メタノール酸化のための高い光触媒活性を有するメソ多孔性TiO2ナノ結晶上への貴金属の光析出

Photodeposition of precious metals onto mesoporous TiO2 nanocrystals with enhanced their photocatalytic activity for methanol oxidation
著者 (4件):
資料名:
巻: 209  ページ: 2-7  発行年: 2013年06月15日 
JST資料番号: T0363A  ISSN: 0920-5861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本論文においてF127トリブロック共重合体をテンプレートとして用いた,メソ多孔性TiO2ナノ結晶の簡易な合成法について報告した。次いで貴金属(Au,Pd及びPt)をメソ多孔性TiO2上に光析出した。調製した光触媒を,CH3OHの光酸化によって生成したHCHOの生成速度の測定によってAeroxide TiO2 P-25と比較した。TEMの結果によると,格子縞は典型的距離TiO2(101)(3.54Å)を示し,平均直径10nmのTiO2ナノ粒子は凝集を起さず,サイズと形状が極めて均一であった。メソ多孔性Pd/TiO2,Pt/TiO2及びAu/TiO2のTEM像によると,Pd,Pt及びAuナノ粒子は十分均一に分散しており,それぞれ直径は12,3,5nmであった。貴金属/TiO2に対するHCHO生成速度の依存性は,電子トラップとしての貴金属のタイプによって大きく異なった挙動を示した。メソ多孔性TiO2の光触媒効率はAu,Pt,Pdの光分解によって向上し,その順序はPd>Pt>Auであった。Pt/TiO2又はAu/TiO2よりも優れたPd/TiO2の光触媒活性は,PdのFermiレベルの近傍での状態密度が高く,主としてd電子からの寄与によるためであると思われる。著者らの知る限り,メソ多孔性TiO2上に光析出したPdの光子効率の測定値ξ=17.8は,これまで報告されたξ値の内で最高値に属することが分かった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光化学反応  ,  酸化,還元  ,  脂肪族アルコール 

前のページに戻る