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J-GLOBAL ID：201302291822438406   整理番号：13A0887719

品詞n-gramを用いた著者推定手法-話題に対する頑健性の評価

著者 (3件)： 井上雅翔 (早稲田大 大学院基幹理工学研究科) ,  山名早人 (早稲田大 理工学術院) ,  山名早人 (国立情報学研)
資料名： 日本データベース学会論文誌  (Journal of the DBSJ)
巻： 10  号： 3  ページ： 7-12  発行年： 2012年02月24日 
JST資料番号： L5754A  ISSN： 1883-1060  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 先に筆者らは品詞n-gramを用いた著者推定手法を提案した。著者推定とは,著者が不明の文章について,文章における文体の特徴からその著者を推定することである。本稿では,既存の著者推定手法をレビューした後,本手法について説明した。次に,異なる話題の文章群を使用しても,本手法により高い精度で著者を推定できるのかを確認する実験を行い,その頑健性を評価した。実験には,ニフティサーブにおけるフォーラムの電子掲示板に投稿された文章を用いて,既存の著者推定手法と本手法との著者推定の精度を比較した。その結果,本手法では,話題の異なる文章群を用いても高い精度で著者を推定することができ,既存手法と比べて頑健性が高いことを示した。

シソーラス用語： *インデクシング【計算機】 ,  認識 ,  *著者 ,  推定 ,  ロバスト性 ,  情報検索 ,  *文章 ,  *Nグラム
準シソーラス用語： 頑健性 ,  著者識別 ,  *文体 ,  話題

分類 (2件)： 検索技術  (AC06020S) ,  自然語処理  (JE06000L)

引用文献 (17件)：

• [1] J. Tankard: "The Literary Detective", BYTE, February, No.2, pp.224-227, 1986
• [2] 松浦司,金田康正:"近代日本文学者8人による文章における文字n-gramの分布を利用した近代日本語文の著者推定",計量国語学,Vbl.22,No.6,pp.1-9,2000
• [3] 石川尚季,西村涼,渡辺靖彦,村田真樹,岡田至弘:"コミュニケーションサイトに投稿されたメッセージに対する著者の推定",信学技報(NLC),Vbl.109,No.142,pp.79-84,2009
• [4] 佐藤進也,原田昌紀,風間一洋:"文字列出現頻度比較による情報源問の類似性判定",情処研報(DD),Vol.2002,No.28,pp.119-126,2002
• [5] 中島泰,山名早人:"品詞と助詞の出現パターンを用いた類似著者の推定とコミュニティ抽出",DEIM2011,B6-5,2011.

タイトルに関連する用語 (8件)： 品詞 ,  N-gram ,  著者 ,  推定 ,  手法 ,  話題 ,  頑健性 ,  評価