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J-GLOBAL ID:201302291844210824   整理番号:13A0030187

ペプチド吸着抵抗と表面接触角間の関係について:実験とシミュレーション組合わせによる単分子研究

On the Relationship between Peptide Adsorption Resistance and Surface Contact Angle: A Combined Experimental and Simulation Single-Molecule Study
著者 (8件):
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巻: 134  号: 48  ページ: 19628-19638  発行年: 2012年12月05日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ナノテクノロジーから医療工学までの様々な領域において,蛋白質と表面間の相互作用を理解することは極めて重要である。本研究では,表面接触角変化時の蛋白質吸着と吸着抵抗間の遷移知見を得る目的で,混合OH/CH3-終結性自己組織化単層から単ペプチドを脱吸着する方法を分子動力学シミュレーションと原子間力顕微鏡実験を組合わせて検討した。シミュレーションおよび実験の何れの場合も,接触角が50°-60°以下では,親水性または疎水性ペプチドを問わず,表面は吸着に抵抗性を示した。シミュレーション結果をエントロピー/エンタルピー分解すると,異なる残基の疎水性単層上吸着の重要識別装置がエントロピー特性であることを示したことから,その識別装置は疎水効果に関連していることが示唆された。ポリアラニンペプチドを極性面に押込んでシミュレーションすると,ペプチド吸着抵抗は強結合性水和層に原因し,系の全エントロピーおよび水-ペプチド-表面間の全水素結合数両方の同時ゲインによって,その特徴を明らかにすることができた。本研究におけるこのペプチド吸着抵抗の力学的解析結果は,抗-汚染表面の新しいデザイン法開発に向けて一助となり得る。
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 

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