文献
J-GLOBAL ID:201302291849986782   整理番号:13A1299390

安定同位体分析のためのHe浄化を用いた土壌水蒸留手法

A soil water distillation technique using He-purging for stable isotope analysis
著者 (5件):
資料名:
巻: 498  ページ: 265-273  発行年: 2013年08月19日 
JST資料番号: C0584A  ISSN: 0022-1694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
酸素および水素同位体分析のための新しい土壌水抽出法が開発された。この方法は,従来の真空抽出法に代わるものとしてヘリウムフローシステムを用いる。この方法は,試料調整の効率性をかなり高め,抽出を簡略化する。水蒸留中,ヘリウムキャリアガスは,土壌試料から95°Cで蒸発させた水を液体窒素温度のコールドトラップに運ぶ。180分の抽出時間を用いて,細粒土壌から水を完全に蒸留する。提案したHe浄化蒸留手法は,約1ダースの試料を同時に蒸留できる。この方法は,液体水試料および既知同位体組成の水で水和させた粘土質土壌試料を用いて試験した。これらの試験の標準偏差は,δ18Oで0.08‰,δDで0.7‰であった。自然土壌試料を用いて,ヘリウム抽出法と真空抽出法の相互比較試験を行った。方法間の相関係数は,δDとδ18Oでそれぞれ0.9926と0.9939であった。提案したHe浄化蒸留法は,低含水量の粘土質土壌試料に対して高精度を達成でき,水文学および生態学的研究において適切な同位体データを提供するポテンシャルをもつ。この方法は,比較的迅速,効率的,かつ安価である。また,著者らは,クロムまたは炭素還元法を用いてδDとδ18O値を測定する前に,塩効果を避けるために塩溶液(海水,鉱水)を蒸留するのにこの方法を用いることを推奨した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水文学一般 

前のページに戻る