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J-GLOBAL ID:201302291866254949   整理番号:13A0992359

カダヤシ(Fundulus heteroclitus)における分子信号カスケードに及ぼす17-α-エチニルエストラジオール(EE2)の影響

The effects of 17-α-ethinylestradiol (EE2) on molecular signaling cascades in mummichog (Fundulus heteroclitus)
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巻: 134-135  ページ: 34-46  発行年: 2013年06月15日 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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17-α-エチニルエストラジオール(EE2)の10ng/L以下の濃度の曝露は,淡水性魚モデルにおける卵産生を減少あるいは停止させるであろう。一方,河口域の種であるカダヤシ(Fundulus heteroclitus)は,3000ng/Lを超える濃度のEE2で卵産生ができる。本研究の目的は,カダヤシが高濃度のEE2の曝露時にどのようにして卵産生ができるのかについての機械論的見識を得ることであった。カダヤシを0,50あるいは250ng/LのEE2に14日間曝露した。EE2曝露後の生殖腺及び肝臓の比体重百分率,生殖腺の発育あるいは血漿中エストラジオール濃度には変化がなかった。しかしながら,EE2の曝露(50,250ng/L)とともにテストステロンが有意に減少した。肝臓におけるマイクロアレイ分析で,脂質と関連した細胞過程がEE2によりトランスクリプトームレベルで影響を受けることが明らかとなった。トランスクリプトームのデータに基づいて,著者らは,カダヤシが卵巣への脂質の輸送及び取込みを維持でき,これがアポリポ蛋白質と関連する可能性があり,正常な卵母細胞の発育を促進するという仮説を立てた。また,この硬骨魚肝臓におけるエストロゲン類の潜在的役割についてさらによく知るために,蛋白質の修正標的についての新しい遺伝子調節ネットワークを構築した。翻訳後の修正(PTMs)は重要な調節機構であったが,魚における蛋白質調節についてのPTMsの役割及び水中汚染物質に対するPTMsの感受性についてはよく調べられておらず,内分泌攪乱機構に新しい見識を提供するかも知れない。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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動物に対する影響  ,  性ホルモン 
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