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J-GLOBAL ID:201302291933132705   整理番号:13A1032718

指関節における変形性関節症の検出を目指したマルチスペクトル3次元定量的光音響トモグラフィーを用いたヘモグロビン濃度と酸素飽和度の非侵襲的画像化

Noninvasive imaging of hemoglobin concentration and oxygen saturation for detection of osteoarthritis in the finger joints using multispectral three-dimensional quantitative photoacoustic tomography
著者 (3件):
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巻: 15  号:ページ: 055302,1-8  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: D0538C  ISSN: 2040-8978  CODEN: JOOPCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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拡散光トモグラフィーのような近赤外(NIR)分光法やNIRを基本とするマルチスペクトル画像化法は,組織発色団や関連する生体内における血行ダイナミックスを非侵襲的に画像化するための有望な方法である。これらの手法では,オキシヘモグロビン,デオキシヘモグロビン,水,脂質,のような重要な組織発色団の濃度分布や病気の発症,代謝の変化,脳出血などによるこれらの変化を,異なる組織発色団の吸収スペクトルを利用して,定量的に測定し,画像化できる。本稿では,3次元(3D)マルチスペクトル定量的光音響トモグラフィー(3D-qPAT)を用いて,指関節におけるヘモグラビン濃度と酸素飽和度の定量的な画像化を示し,手における変形性関節症(OA)の検出の可能性を評価した結果を報告する。得られた結果から,マルチスペクトル3D-qPATによって,異なる関節組織(指骨間の硬い骨および柔らかい軟骨と骨液)の解剖学的構造と定量的な発色団濃度(オキシヘモグロビンとデオキシヘモグロビン)を画像化できることが分かった。関節腔内の変形性関節症骨と軟関節組織におけるヘモグロビン濃度の増大と低下した酸素飽和度が観測された。本研究から,マルチスペクトル3D-qPATは,OA疾患に関係する血管形成と低酸素症を検出するための有望な方法で,指関節におけるOAの早期発見のための有用な診断手法であることが分かった。
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分類 (1件):
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運動器系の診断 

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