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J-GLOBAL ID:201302292074198134   整理番号:13A0248107

燃焼解析のための新しいMCNP-ORIGENリンケージプログラムの検証

Validation of a new MCNP-ORIGEN linkage program for burnup analysis
著者 (3件):
資料名:
巻: 63  ページ: 27-33  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: H0693A  ISSN: 0149-1970  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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炉心の組成変化の分析は,同位体組成の時間的および空間的変動が中性子束分布に依存する,及びその逆に依存するという事実によって複雑になる。幸いなことに,炉心の組成変化は比較的ゆっくりであり,したがって燃焼解析は,燃焼期間をいくつかの燃焼スパンに分割して,平均化された中性子束と断面積が各ステップの間一定であると仮定することにより行うことができる。燃焼スパン感度分析では,結果に有意な差をもたらすことなく燃焼スパンをどれだけ増加させることができるかを見出そうとする。この目標はMOBC(MCNP-ORIGEN燃焼計算)という名の新しいMCNP-ORIGENリンケージプログラムを開発することによって達成された。MOBCには3種類の結合方式が実装されている。そのうちの2つは二次の予測子修正子法に基づいており,より大きな時間ステップを選択することが可能であり,一方第三のものはEulerの1次陽解法であり他の2つよりも高速である。開発したプログラムの妥当性をコード対コード比較法により評価した。2つの異なるタイプのコードが使用される。最初のコードはCASMO-4コードやHELIOSコードのように決定論的な二次元の輸送方法に基づいており,2つ目のコードは,MCODEのコードのようにモンテカルロ法に基づいている。どのコードも現状では唯1つの結合技術しか用いていないが,すべてのスキームを考慮する能力においてMOBCが優れている。計算は,よく知られている高燃焼UO2格子ベンチマークに対して実施した。結果は,固有値の平均絶対差がCASMO,HELIOS,MCODEと比較してそれぞれ約1.2%,1.0%及び0.5%であった。感度分析は,標準的な予測子修正アプローチの方が,燃焼効果の非線形挙動を良く説明することを示した。要約すると,10MWd/kg未満までの燃焼に対しては1次Euler法の使用で十分に良好であるが,大きなスパンに対しては二次のスキームの使用が必須である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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原子炉核特性 
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