抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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推進工法の主流である円形においては,多くの施工実績があり,経験的な観点のみならず工学的にも確立されつつある。特にテールボイドの安定においては,形成システムの確立や注入材の確立がされ,長距離・急曲線推進が頻繁に行われるようになってきた。また円形の場合は,アーチアクション効果が期待できることから,断面的な優位性もある。昨今,地下の輻輳化や構築断面の有効利用との観点から,異形断面の施工が要求されている。そのような背景から弊社においては平成11年に矩形掘進機の開発を行い,現在まで5現場の施工実績を積み重ねることができた。しかしながら矩形においては,まだまだ未知数的な要素が多く施工事例も少ないことから,十分な検証ができていないのが実態としてある。そこで,本稿では過去に実施したボックス実験工事を基に,影響解析評価と照らし合わせ,実施施工との比較の中から,今後矩形推進工法に求められる低土被り推進や長距離・急曲線推進への対応を模索する。(著者抄録)