抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1997年学校図書館法「改正」後,司書教諭と学校司書の職務分担がどのように考えられてきたかを考察した。1999年に,日本図書館協会学校図書館問題プロジェクトチームが設置され,法改正後に,内容の受けとめ方と今後の運動課題が論じられたが,まとめにおいては,文部省サイドとプロジェクトサイドのそれぞれの考え方を説明し,両者の仕事が重なり合うこと,双方の職務の充実がお互いの仕事を高め,必要性を強めるという理解が重要である。神奈川県・東京都・長野県の高校の資料に基づき司書教諭と学校司書の職務分担を整理する動きについて解説した。さらに子どもの読書サポーター会議報告(2009)においては,学校図書館の専門スタッフとボランティア,司書教諭の役割分担が図で示されている。司書教諭の役割・職務の重要性は,学校司書の雇用条件に左右されるとまとめた。