文献

J-GLOBAL ID：201302292368224176   整理番号：13A1177268

Streptomyces sp.SKの自然の,およびタグ付きまたはタグ無し組換えグルコースイソメラーゼの差異的特性と糖鎖付加との可能性のある関連

Differential properties of native and tagged or untagged recombinant glucose isomerases of Streptomyces sp. SK and possible implication of the glycosylation

著者 (4件)： BEN HLIMA Hajer (Lab. de Microorganismes et de Biomolecules, Centre de Biotechnologie de Sfax, Univ. de Sfax, BP “1177”, 3018 Sfax ...) ,  AYADI Dorra (Lab. de Microorganismes et de Biomolecules, Centre de Biotechnologie de Sfax, Univ. de Sfax, BP “1177”, 3018 Sfax ...) ,  AGHAJARI Nushin (Lab. de BioCristallographie et Biologie Structurale des Cibles Therapeutiques, Bases Moleculaires et Structurales ...) ,  BEJAR Samir (Lab. de Microorganismes et de Biomolecules, Centre de Biotechnologie de Sfax, Univ. de Sfax, BP “1177”, 3018 Sfax ...)
資料名： Journal of Molecular Catalysis B: Enzymatic  (Journal of Molecular Catalysis B: Enzymatic)
巻： 94  ページ： 82-87  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： W0664A  ISSN： 1381-1177  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Streptomyces sp.SKが産生する自然のグルコースイソメラーゼ(SKGI)とその2つの組換え型である普通の組換え(r-SKGI)およびタグ付き(His6-SKGI)イソメラーゼの生化学的特性を調べるため,比較研究を行った。それによりこれら3つのグルコースイソメラーゼが,特に温度活性,高温安定性,特異的活性に関し異なる挙動を示すことを明らかにした。r-SKGIの温度活性/熱安定性と特異的活性は自然のSKGIのそれらより低かった。SDS-PAGE分析により自然のおよびr-SKGIが異なる分子量を示すことを明らかにした。これは,SKGI単量体に,位置6および/または30のThrへの全部で約3.44kDaの量の糖残基の潜在的付着を伴う,8%のO-糖鎖付加が存在することに帰されうる。この結果は,Hisタグ付きSKGIがSKGIおよびr-SKGIより温度活性/熱安定性が低いことも明らかにした。電気泳動分析はHisタグがSKGIの二量体化に著しい影響を与えることを示した。His6-SKGIの3Dモデルを構築した。この結果は,ヒスチジンの付着が二量体化界面に位置し,この界面の残りとは異なり本質的に親水性であり,これが恐らく二量体化プロセスを妨害し,温度活性/熱安定性と触媒効率の減少につながることを示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *Streptomyces ,  *アルドース-ケトースイソメラーゼ ,  組換タンパク質 ,  熱安定性 ,  酵素反応速度論 ,  温度依存性 ,  *グリコシル化 ,  アフィニティー標識 ,  二量化 ,  モデリング ,  分子構造 ,  翻訳後修飾
準シソーラス用語： *グルコースイソメラーゼ ,  ヒスチジンタグ ,  分子モデリング ,  O-グリコシル化

分類 (1件)： 微生物の生化学  (EG03020N)

タイトルに関連する用語 (7件)： Streptomyces ,  タグ ,  組換え ,  グルコースイソメラーゼ ,  差異 ,  糖鎖付加 ,  可能性