文献
J-GLOBAL ID:201302292416161769   整理番号:13A1227657

コーヒー(Coffea arabica)におけるWRKY転写因子,CaWRKY1aならびにCaWRKY1b相同遺伝子のプロモーター解析

Promoter analysis of the WRKY transcription factors CaWRKY1a and CaWRKY1b homoeologous genes in coffee (Coffea arabica)
著者 (9件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 1263-1276  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: E0975A  ISSN: 0721-7714  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
主要な知見:CaWRKY1相同遺伝子の調節を,プロモーターについて調べることで解析した。pW1aプロモーターを,コーヒーバイオテクノロジーの新たなツールとして提案する。要約:WRKY転写因子は,植物免疫応答の重要成分であり,Coffea arabicaのCaWRKY1遺伝子はさび病菌Hemileia vastatrix感染など,様々な生物学的・非生物学的ストレスによって誘導される。C.arabica異質四倍体ゲノムでは,これまでに2つのCaWRKY1相同遺伝子,CaWRKY1aとCaWRKY1bが同定されている。これら遺伝子の転写調節に関する知見を得るために,本稿ではそのプロモーター配列(それぞれpW1aとpW1b)をクローン化し,特性解析を行った。in silico解析から,Wボックスやas-1エレメントなど,いくつかの重要な生体防御関連調節エレメントを発見できた。また,タバコ葉のアグロインフィルトレーションに基づく一過性発現アッセイにより,プロモーター活性を調べた。サリチル酸(SA)処理がプロモーター活性を増強したことから,as-1エレメントの存在が明らかとなった。CaWRKY1蛋白質によるトランス活性化アッセイでは,pW1aとpW1bのプロモーター活性は低下し,従って,CaWRKY1蛋白質は自身のプロモーターを負に調節すると推察できた。Agrobacterium形質転換によってpW1a::GUSコンストラクトを発現する安定トランスジェニックC. arabica系統を作出し,機械的損傷を与えた葉で高いGUS活性を観察した。これらの知見はpW1aがコーヒーでトランスジーンの発現に利用でき,ストレスに応答して発現を増強できることを示している。また,本プロモーターがコーヒーにおけるバイオテクノロジーの新たなツールとして有用であることが示唆できた。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物学一般  ,  分子遺伝学一般  ,  遺伝子操作 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る