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J-GLOBAL ID：201302292442386876   整理番号：13A1859782

ダイズにおける洪水反応機構の同定のための「オミクス」技術

‘Omics’ techniques for identifying flooding-response mechanisms in soybean

著者 (3件)： KOMATSU Setsuko (National Inst. of Crop Sci., Tsukuba 305-8518, JPN) ,  SHIRASAKA Naoki (Maebashi Inst. of Technol., Maebashi 371-0816, JPN) ,  SAKATA Katsumi (Maebashi Inst. of Technol., Maebashi 371-0816, JPN)
資料名： Journal of Proteomics  (Journal of Proteomics)
巻： 93  ページ： 169-178  発行年： 2013年11月20日 
JST資料番号： T0073A  ISSN： 1874-3919  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物の生長と生産性は,実生の生長の減少や穀物生産の低下にしばしばつながる様々な環境ストレスにより悪い影響を受ける。植物は,トランスクリプトミクス,プロテオミクス,そしてメタボロミクスを含む「オミクス」プロファイルにおける変化を通じてストレスに満ちた条件に反応する。植物の表現型を遺伝子発現パターン,タンパク質の存在量,そして代謝産物の蓄積に関連づけることは,農業生産の改善のための主要な挑戦の一つである。「オミクス」手法は,世界的な気候変動により世界各地で生ずる環境ストレス,特に頻繁な降雨による洪水に対する反応においてダイズで機能する機構に関する洞察を与えるかも知れない。洪水は幾つかの穀物,特にダイズの生長と収量に著しい減少をもたらす。「オミクス」技術の適用はダイスの洪水抵抗性栽培種の開発を促進するかも知れない。これらの研究に由来する知見は品種改良や農学の両方への応用が期待されるので,本総説では,ダイズの洪水反応機構の理解に向けた「オミクス」技術の利用について議論する。本稿はトランスレーショナル植物プロテオミクスと題した特集号の一部である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ダイズ ,  *洪水 ,  応答 ,  トランスクリプトーム ,  プロテオーム ,  代謝産物 ,  *分子生物学
準シソーラス用語： ストレス応答 ,  ホスホプロテオーム ,  メタボローム ,  *オミックス ,  細胞内プロテオーム

分類 (2件)： 豆類  (FC03035U) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： ダイズ ,  洪水 ,  同定 ,  オミクス