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J-GLOBAL ID：201302292449548650   整理番号：13A0875327

PNIPAM連鎖収縮立体配座のコア-シェル構造は冷却時の二峰転移を誘起する

The core-shell structure of PNIPAM collapsed chain conformation induces a bimodal transition on cooling

著者 (3件)： LAI Hengjie (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  CHEN Qianjin (Chinese Univ. Hong Kong, Hong Kong, CHN) ,  WU Peiyi (Fudan Univ., Shanghai, CHN)
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 9  号： 15  ページ： 3985-3993  発行年： 2013年04月21日 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 温度応答性ポリマーは,温度依存の相転移特性により,薬物放出や生体工学分野で使用されている。ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAM)は,それらのポリマーの中でも,応答性に優れている。PNIPAMの収縮構造は,実験的な希釈水溶液で観測できるが,中間立体構造と熱力学的特性間の関係は,まだ明白になっていない。そこで,本研究は,相転移を示す二峰性転移の挙動への分子量,ポリマー濃度および熱履歴の影響を研究した。結果より,高温側相転移は,緩んだシェルの水和に起因でき,低温側相転移は,密度の高いコアの更なる水和に帰属できることが分かった。また,冷却-加熱サイクルでの測定で,コア-シェル構造の組織化挙動が可逆的変化であることが明らかになった。

シソーラス用語： *分布 ,  転移温度 ,  収縮 ,  *立体配座 ,  構造 ,  *ポリアクリルアミド ,  *相転移 ,  機能性高分子 ,  熱力学的性質 ,  熱履歴 ,  可逆変化 ,  濃度依存性 ,  依存性 ,  コアシェル構造 ,  高分子鎖
準シソーラス用語： 連鎖 ,  *ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド) ,  二峰分布 ,  温度応答性高分子 ,  分子量依存性

分類 (2件)： 高分子の立体構造  (CG02031G) ,  単独重合  (CG04020S)

物質索引 (1件)： N-イソプロピルアクリルアミド

タイトルに関連する用語 (6件)： PNIPAM ,  連鎖 ,  収縮 ,  立体配座 ,  コア-シェル構造 ,  誘起