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J-GLOBAL ID:201302292583793823   整理番号:13A0409751

ナノ濾過膜によるエストロゲン様微量汚染物質の吸着除去: Part B-モデル開発

Removal of adsorbing estrogenic micropollutants by nanofiltration membranes: Part B-Modeldevelopment
著者 (3件):
資料名:
巻: 431  ページ: 257-266  発行年: 2013年03月15日 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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サイズ排除と吸着を併せて利用したナノ濾過膜によるエストロン(E1)とエストラジオール(E2)の除去について検討した。本論では,NF膜の細孔内におけるホルモンE1とE2の輸送を記述するモデルを開発し,これに基づきサイズ排除,吸着および油質-膜親和性の様々なメカニズムについて検討した。このモデルに基づく数値解析によって,NF270膜の細孔に周辺の濃度分布を時間の関数として導出した。これらの濃度分布を組入れ,過渡的状況下で膜に吸着された全質量を特定するとともに,実験データとの比較を行ってこのモデルを検証した。NF270膜の静的モード(即ち,非加圧)では,E1の吸着量がE2より20%多いが,E1は同じ十字流の条件下でE2の2倍量吸着する。膜の中に分割することはE2と比較したそれ以上によって,濾過モードでE1の吸着量が非常に大きいことは,E1がE2に比べて膜内部への分配が非常に高いことで説明できる。膜分配が増すと細孔内部のE1濃度が高くなり,結果として吸着量が増加する。こうして,開発モデルによって,NF膜によるホルモンの吸着除去,即ち,濃度分極,溶質-膜親和性,サイズ排除,吸着,拡散および対流によるホルモンの除去に関わる様々なメカニズムの寄与を明確に識別することが可能になった。NF膜細孔内の溶質の輸送が専ら拡散に拠り行われるのか,若しくは拡散-対流に拠り行われるのかに関しては多くの議論があるが,このモデルにより,拡散-対流による輸送がNF膜によるホルモンの吸着における輸送を上手く説明でき,そして特に11bar以上の圧力条件下では対流の寄与が特に大きいことが明らかになった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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膜分離  ,  高分子固体のその他の性質  ,  環境衛生,公害対策一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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