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J-GLOBAL ID：201302292715852247   整理番号：13A0309236

センサネットワークシステムのための同一チャネル干渉下での周波数オフセット推定法

著者 (4件)： 松本祐也 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  田野哲 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  冨里繁 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  秦正治 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 B  (IEICE Transactions on Communications (Japanese Edition))
巻： J96-B  号： 2  ページ： 171-179  発行年： 2013年02月01日 
JST資料番号： S0622C  ISSN： 1344-4697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,廉価な局部発振器の利用が想定されるセンサネットワークを対象とした,干渉耐力に優れた新しい周波数オフセット推定法を提案する。提案法では,受信パイロット信号を用いて生成した相関行列を固有値分解し,求めた固有値の最大値に対応する固有ベクトルから周波数オフセットを推定する。更にマルチパスレイリーフェージング伝送路での特性改善法を提案する。CIR=0dBの同一チャネル干渉が存在する2パスレイリーフェージング伝送路においても,提案周波数オフセット推定法が優れた特性を示すことを計算機シミュレーションにより確認する。(著者抄録)

シソーラス用語： *チャネル間干渉 ,  *センサネットワーク ,  *周波数推定 ,  通信チャネル ,  フェージング【通信】 ,  計算機シミュレーション
準シソーラス用語： *同一チャネル干渉 ,  *周波数オフセット推定 ,  Rayleighフェージングチャネル ,  マルチパスフェージング

分類 (1件)： 信号理論  (ND02020G)

引用文献 (11件)：

• C. Y. Chong and S. P. Kumar,“Sensor networks: Evolution, opportunities, and challenges,” Proc. IEEE, vol.91, no.8, pp. 1247-1256, Aug.2003.
• A. Ogawa, T. Yamazato, and T. Ohtsuki,“Information and signal processing for sensor network,” IEICE Trans. Fundamentals, vol. E87-A, no.10, pp. 2599-2606, Oct.2004.
• H. Ochiai, P. Mitran, H. V. Poor, and V. Tarokh,“Collaborative beamforming for distributed wireless ad hoc sensor networks,” IEEE Trans. Signal Process., vol.53, no.11, pp. 4110-4124, Nov.2005.
• 徳倉基之, 田野 哲, 冨里 繁, 秦 正治, 森広芳照, “センサネットワーク用協調ビーム形成法の検討,”2006信ソ大 (基礎・境界), A21-16, Sept, 2006.
• S. Tomisato, S. Denno, and M. Hata,“A transmit beamforming method by using sensor collaboration for wireless sensor network systems,” Proc.11th International Symposium on Microwave and Optical Technology, ISMOT 2007, pp. 793-796, Dec.2007.

タイトルに関連する用語 (2件)： 同一チャネル干渉 ,  周波数オフセット推定