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J-GLOBAL ID:201302292721538155   整理番号:13A0831513

ナノチューブ及びマイクロファイバーフィラーとしての利用に関連する様々なハロイサイトの特性のキャラクタリゼーション

Characterisation of properties of various halloysites relevant to their use as nanotubes and microfibre fillers
著者 (3件):
資料名:
巻: 74  ページ: 47-57  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: B0687B  ISSN: 0169-1317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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HNTと呼ばれているハロイサイトナノチューブはマイクロファイバーフィラーとして,ドラッグデリバリのための薬剤の供給や徐放或いは持続放出のためのキャリアとして,ナノリアクターやナノテンプレートの防食コーティングとして,更に汚染物質除去への利用に高い応用可能性を持っている。本研究では,オーストラリア,ニュージーランド及びアメリカ合衆国の異なった地理的及び地質学的環境に産する6種類のハロイサイトについて様々な特性を測定した。研究結果から,新しい利用への適性の比較により幾つかの結論が得られた。キャラクタリゼーションはX線回折(XRD)による不純物の同定,電子顕微鏡及び窒素の吸着による形態,表面積及び細孔容積の測定,交換性陽イオンの測定,及び広範囲のpHにおけるゼータ電位の測定を含む。個々の試料のハロイサイト含有量は84から98%であった。不純物には,少量の石英,クリストバライト,カオリナイト,ギブサイト,ミョウバン石,鉄酸化物及びアナターゼが含まれていた。ハロイサイトの形態の多様さと不純物のレベルは表面積と内部の細孔容積に最も大きな影響を及ぼす。不純物が低レベル且つ規則的で,壁の厚みの薄いナノチューブを持つ試料はハロイサイトチューブ内の円筒状の空洞もしくは内腔と結び付いて最高の細孔容積を持つことが報告されている。表面積は22から81m2と変動し,HNT内腔と結びつく細孔空間の割合は11~39%の範囲にあった。6種類のそれぞれ産地の異なるハロイサイトの特性についてアディティブに適したナノチューブのハロイサイトか,もしくはキャリアに適したナノチューブのハロイサイトかについて評価を行った結果,一つはアディティブ及びキャリアの両タイプの応用に対応する極めて例外的な特性を示したが,その産出は極めて稀である。もう一つのハロイサイトはキャリアとしてでなく,アディティブとしての使用に適しており,大規模な堆積物で産出する。その他の残余の試料はそれぞれにアディティブとしての使用及び/もしくはキャリアとしての使用に対する適合性に幾つかの限界を持っていることが示された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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珪酸塩鉱物 
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