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J-GLOBAL ID:201302292758349565   整理番号:13A1426302

異なる含水量条件の下で培養された放棄棚田土壌の特性の季節変化

Seasonal changes in properties of abandoned terraced paddy field soil incubated under different water content conditions
著者 (2件):
資料名:
巻: 11  号: 1-4  ページ: 207-216  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: F1074A  ISSN: 1611-2490  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ヨシが優占する放棄棚田から8月と11月に採取した土壌試料の化学特性が,普通の水分条件と湛水条件の下でのin vitro培養によって調べられた。水[pH(H2O)]で抽出された土壌pHは,8月に採取された土壌より11月に0~10cmの深さから採取された土壌試料で高かった。高いpH(H2O)は,普通の水分条件下では硝酸化成の間でさえも保たれた。0~10cmの深さから8月に採取された土壌試料が湛水条件下で培養されると,還元電位(Eh)の顕著な低下と全Fe2+濃度の増大が観察された。試料採取中の還元的条件は40~50cmの深さから8月に採取された土壌試料で強かった。さらに,普通の水分条件では,8月に採取された土壌試料は11月に採取されたものより,pH(H2O)の顕著な低下と水溶性SO42+の顕著な生成を示した。0~10cmの深さから採取された土壌試料へのグルコースの添加は,普通の水分条件では窒素固定化,湛水条件下では置換性Fe2+およびMn2+の増加と置換性塩基(Ca2+,Mg2+,K+,およびNa+)の減少をもたらした。土壌特性の季節変化は恐らく微生物活性と植生の生物季節に起因した。かくして土壌の試料採取時期は培養実験の結果に影響を与えた。放棄棚田がバイオトープとして造成される場合は,土壌酸性化と塩基カチオン溶出を防ぐために,還元的土壌条件の季節変化と斜面位置が考慮されねばならない。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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土壌化学  ,  自然保護 
タイトルに関連する用語 (5件):
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