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J-GLOBAL ID:201302292765910558   整理番号:13A1929057

関東山地におけるニホンジカの広域保護管理

Large-scale management of Sika deer in the Kanto Mountains
著者 (2件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 155-157 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: Y0375A  ISSN: 0385-437X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ニホンジカは広域に移動する。個体群を適切に管理するため関東山地では,環境省の「鳥獣保護事業計画の基本方針」に基づき,広域協議会が組織された。平成22年には,「関東山地ニホンジカ広域保護管理指針」と実施計画が作成された。関東山地のシカの動きや植生の現状,個体数推定手法について紹介した。長野県川上村の調査では,全てのシカが季節移動個体であり,夏季は川上村に,冬季は隣接する群馬,埼玉,山梨に滞在していた。冬季の移動は,餌のササの存在や人間活動の少ない場所,即ち安全な場所を求めての移動であった。主稜線の調査からも,急峻な地形や高い標高など人間活動の少ない場所がニホンジカの避難場所を作り出していると考えられた。シカの植生への影響を調査した。主稜線を中心に指標種(70-80年から99-04年に減少した種)の種数は大幅に減少したが,稜線から離れた辺縁部では比較的残存していることが明らかとなった。ニホンジカ個体群動態のモニタリングは,各都道府県で項目や期間が統一されていない。この不揃いのデータから個体群動態の推定を行った。一般化状態空間モデルを用い,生息密度,個体群増加率,捕獲率を推測できた。
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分類 (3件):
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自然保護  ,  個体群生態学  ,  植物生態学 
タイトルに関連する用語 (3件):
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