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J-GLOBAL ID：201302292826026869   整理番号：13A1161364

未観測サイトにおける生態学的流況の予測:方法の比較

PREDICTING ECOLOGICAL FLOW REGIME AT UNGAGED SITES: A COMPARISON OF METHODS

著者 (4件)： MURPHY J. C. (U.S. Geological Survey, Tennessee, USA) ,  KNIGHT R. R. (U.S. Geological Survey, Tennessee, USA) ,  WOLFE W. J. (U.S. Geological Survey, Tennessee, USA) ,  GAIN W. S. (U.S. Geological Survey, Tennessee, USA)
資料名： River Research and Applications  (River Research and Applications)
巻： 29  号： 5  ページ： 660-669  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： T0364A  ISSN： 1535-1459  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 推定生態関連性をもつとしてKnightら(2011)が提案した19河川流量特性に関して,公表された降雨流出モデル(Williamsonら,2009)と地域回帰モデル(Knightら,2011)の推定精度と信頼性を調べた。これらの19河川流量特性は,生態学的流況(Knightら,2011)を表す一組の流量を示す。ケンタッキー州の観測日河川流量記録をもつ6サイトについて,両モデルによる上記河川流量特性の予測性能を比較した。その結果によると,地域回帰モデルは,概して,降雨流出モデルよりも予測精度が良好であった。降雨流出モデルによって予測された8特性は,全6サイトで正または負のバイアスを示したが,地域回帰モデルではバイアスが顕著ではなかった。予測性能が悪い要因として,単一特性に基づいて較正されたモデルは他の特性を正確に予測できないことを指摘した。回帰モデルの一つの利点は,二乗平均平方根誤差(RMSE)などの誤差を定量化する方法を組み込めることである。検討結果より,河川流量特性,較正目標,および誤差定量化の事前選定なしに,生態流量研究への一般水文モデルの広範な適用には問題があると論じた。

シソーラス用語： *状態 ,  *予測技法 ,  ケンタッキー州 ,  *河川環境 ,  回帰モデル ,  水文モデル
準シソーラス用語： 河川生態系 ,  河川流量 ,  環境流量 ,  降雨流出モデル ,  未観測流域 ,  予測精度 ,  *流況

分類 (2件)： 水文学一般  (DC07010R) ,  河川調査・計画  (RC12020M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 観測 ,  生態 ,  流況 ,  予測