抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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運航支援システムとしての動態管理システムは,消防防災ヘリを中心に利用が拡大している。このシステムはGPSから得た位置情報をリアルタイムで表示するシステムであり,双方向通信が可能な通信媒体を使えば,飛行中のヘリに対して地上から目的地情報や文字メッセージ等のデータ伝送も可能である。本稿では,動態管理システム端末通信媒体として,イリジウム衛星通信装置を紹介し,次いで,この装置のインタフェイスとしてのヘリ用マップ装置NMS-01Sを紹介した。マップ装置と動態管理システムとのデータやりとり,音声通信機能等,消防防災ヘリ用にNMS-01Sに考慮された仕様改良点を説明した。本稿では,平成25年からの,災害救援航空機情報共有ネットワークD-NETとNMS-01Sの協調に関する,JAXAとナビコムアソシーエション社との共同開発を説明した。D-NETは,様々な災害時情報をリアルタイムで共有化し,解決を得ようとするシステムである。D-NETのNMS-01S端末に搭載された災害情報入力機能と伝送機能における利用拡大を説明した。